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やっぱりナ~、ゴールデンウィーク明けて、東京コロナ感染者数1,000人越え

 今回は「やっぱりナ~、ゴールデンウィーク明けて、東京コロナ感染者数1,000人越え」を書こうと思います。

 これを書いているのは、大型連休ゴールデンウィークが明けた5月8日です。今、東京都から本日のコロナ感染者数が発表されました。

 感染者数は誰もが予想していた事だと思いますが、感染者数は1,121人だった様です。1,000人を超えるのは5月1日以来で、3回目となる緊急事態宣言が4月21日に発出された以降では最も多くなった様です。

 これで都内で感染が確認されたのは14万5,562人になった様です。都民の人数を約1,300万人とすると、感染割合は約1.2%になります。

 東京都のモニタリング調査の検査の陽性率は5月6日の数値では8.6%だった様です。という事はこの8.6%を都民の数に照らし合わせると、東京都では1,300万人×8.6%≒119万人が陽性者数という事になります。

 要は、現在の感染者数の約8.2倍の感染者がいる事になります。この1,121人の感染者数は予想できた事の様に感じます。何故かと言うと前にも書きましたがNHKがビッグデータを使って、5月1日から5月5日までの5日間に東京と大阪から移動した人の数を分析した結果、東京から出た人は、1回目の緊急事態宣言が出ていた2020年の大型連休と比べて106%(2.06倍)増加しまし、大阪から出た人は、2020年より77%(1.77倍)増加していた様です。

 東京都大阪の他府県への異動では、両都府県でも沖縄が350%増で。JRでは2020年の同じ時期と比べると5倍以上、空の便では2020年の約10倍、高速道路 2020年の約2倍となっていた様です。空の便では、羽田空港や大阪空港などと中国・四国方面を結ぶ便の利用者は全日空で2020年の16倍、日本航空で12倍に上ったほか、全日空の九州や北海道とを結ぶ便で11倍以上、日本航空の東北・北陸とを結ぶ便でも9倍以上に増えた様です。

 この数字を見ても明らかな様に、人流の抑制は不可能だった事は明白です。、又、「人流の抑制だけでコロナ感染を食い止める」のには何のエビデンスも無い様な気がします。唯一有るとすると、感染経路不明者が6割を超えているので、人との接触を減らす為には「不要不急」の外出自粛はある程度納得出来る様な気がします。

 但し、感染者数が1.2%という事は、殆どの人の周りには感染者がいない様に感じます。それ故、殆どの人が、誰もが「自分だけは大丈夫」と信じている「正常性バイアス」にかっかている様な気がします。

 勘単位言うと、コロナ禍の様な非常時に「まさかこんなことが起こるわけない」と捉えたり、目の前で起きていることは「これは現実ではなくヴァーチャルではないか」と考えてまったり、認知バイアス=偏見による認識のゆがみ、が働き、現実を受け入れられない状態に陥いり、自分の思い込みによって脳が非常事態であるという認識に切り替わらない状況に陥ることをいいます。

 その結果が陽性率8.6%です。換言すると、都民全員にPCR検査をすると約1割10人に1人が感染していてもおかしくはない様です。が、正常性バイアスが有る故「自分は大丈夫」と思ってしまう様です。

 ワクチン接種の大幅な遅れは政府としては大変愚かな事ですが、愚痴を言って政府を責めても埒があきません。
っと言っても感染の予防は政府が当てにならないのならワクチンが国民にいきわたり集団免疫を確保するまで、悲しいかな「自衛」するしか有りません。(>_<)・・・久々のコロナウォッチャーからでした。・・・悲惨なノシ。


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