SSブログ

体的なユニバーサルデザインとは?

 今回は「具体的なユニバーサルデザインとは?」を書こうと思います。

 前に、「ユニバーサルデザインはあらかじめ、障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方。」だという事を書いた記憶が有ります。若干、抽象的表現だったと思います。又、ユニバーサルデザイン=バリアフリーと捉えている人もいる様です。

 Wiki先生によると、「世界初のユニバーサルデザインの提唱は、米ノースカロライナ州立大学デザイン学部・デザイン学研究科(College of Design)のロナルド・メイスによるものである。カリフォルニアにあるユニバーサルデザインセンターの長でもあった彼が1985年に公式に提唱した概念とされる。」と有ります。要は、その概念が上記した「障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境」になる様です。

 ユニバーサルデザインには7つの原則が有り、それは、①どんな人でも公平に使えること。(公平な利用)、②使う上での柔軟性があること。(利用における柔軟性)、③使い方が簡単で自明であること。(単純で直感的な利用)、④必要な情報がすぐに分かること。(認知できる情報)、⑤うっかりミスを許容できること。(偶発的または意図しない失敗に対する寛大さ)、⑥身体への過度な負担を必要としないこと。(少ない身体的な努力)、⑦利用のための十分な大きさと空間が確保されていること。(接近や利用のためのサイズと空間)の7項目です。

 ユニバーサルデザインの具体例としては、マニュアルを熟読することなく、直感的に使用できる製品のデザインで、頭を洗っているときは目を閉じる人が多いので、シャンプーのボトルに印をつけ、リンスやその他のボトルと区別する。などが有ります。これらユニバーサルデザインは、健常者と障害者の別は無く正に障害の有無を問いません。

 翻ってUDタクシーはユニバーサルデザインタクシーなので、UDと名が付いているので
当然7原則を準拠する必要が有ると感じます。トヨタのジャパンタクシーはどうでしょう?

➀と②は乗車拒否に繋がり、③は使い方が複雑、④は使い方情報が直ぐ分からない、⑤は?、⑥は車椅子を押して14度の勾配を押して上がるので過度の負担になる、⑦は言わずもがなデス。

 これで、ジャパンタクシーがユニバーサルデザインの7原則の、公平・柔軟・直感・認知・寛大・少ない努力・利用のためのサイズと空間。のどこが当てはまるのでしょう?草

 日本では、1997年のグッドデザイン賞(Gマーク)において「ユニバーサルデザイン賞」が設置されたのを契機に、日本国内において“流行語”化したそうです。換言すれば、流行のきっかけとなったグッドデザイン賞の様です。

最後に「やっちまったナ、トヨタ」・・・草

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント