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UD車両と福祉車両

 今回は「UD車両と福祉車両」を書こうと思います。

 前に国交省がUDマークを公募する際、UD タクシーとは「国土交通省では、流し営業にも使用されることを想定し、健常者はもちろんのこと、 高齢者や妊産婦、子供連れ、そして車椅子の方(車椅子のまま乗車することを想定) など誰もが利用できるユニバーサルデザイン構造をもったタクシー車両をユニバーサ ルデザインタクシー車両(以下、「UDタクシー車両」という。)として認定する仕組みを 設け、その普及を促進していくこととしております。」と公募理由と、UDタクシーの構造にも若干触れています。

 問題は、冒頭の「流し営業にも使用される事を想定」の部分で、UD車両で有りながら「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー認定制度」の要件のレベル1又はレベル2の基準に満たないものは、UDタクシー制度では、レベル1又はレバル2の認定はしない、「その他のUDタクシー」に分類される事は前に書きました。

 「その他のUDタクシー」の定義は、「流し営業に使用されるタクシーであって、車椅子乗用スロープ、又はリフトを装備したユニバーサルデザインタクシー」となっています。要は、福祉車両をタクシーとして走らせている事になります。冒頭の「国土交通省では、流し営業にも使用されることを想定し・・・・」の部分は正に「その他のユニバーサルタクシー」です。草

  「福祉車両」とは、ざっくり「高齢者・障害者の乗り降りや運転がしやすいように工夫された自動車」の事を指します。又、「高齢者や障害者が介助者に乗り降りさせてもらう・介護車」と、障害者が自ら運転する「自操車」の2種類があるそうです。当然、タクシーに利用されるのは前者の「介護車」になります。

 福祉車両は国で制度が助成金位しか無い様で、UD車両の様な要件はないようです。が、「その他のUDタクシー」にスロープやリフトの事が記載されていますが、これは福祉タクシーの要件と同じですが、室内寸法などの規定はない様です。

 トヨタでは扱う福祉車両を「ウェルキャブ」と命名しているそうです。シエンタ、ヴォクシー、エスクァイア、ノア、では後部からスロープで社に後込める仕様の物が有る様です。

 商用では、ハイエース、レジアスエースが後部からリフトを使用して乗り込む仕様の様です。

 換言すれば、わざわざそれぞれの寸法を決めてたり、認定制度を作ったりしなくても・・・未だ「特に優れたUDタクシー」のレベル2のUD車両は無い様です。草

 それこそ、JapanTaxnを作らなくても、UDに限って言えば、シエンタ、ヴォクシー、エスクァイア、ノア・・・でいいじゃン。再度草

 でも、「福祉車両タクシー」より「UDタクシー」の方が呼び名は・・・カッコいい。草

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