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新元号・令和

 今回は「新元号・令和」を書こうと思います。

 先日、新元号が「令和」に決まったのはご存知だと思います。「令和」は「万葉集」の巻五、梅花(うめのはな)の歌三十二首の序文(「梅花の歌三十二首并せて序」)を典拠とした事もご存じだと思います。

 Wiki先生による「梅花の歌 三十二首、并せて序」にある一文の現代語訳は、「時はの令月(※すなわち、何事をするにも良き月、めでたい月)、空気は美しく((※『初春』の『令月』を受けての解釈では。瑞祥の気配に満ち)、風は和やかで、梅は鏡の前の美人が白粉でで装うように花咲き、蘭は身を飾る衣を纏う香のように薫らせる」の様です。

 万葉集は7世紀後半から8世紀後半にかけて編まれた日本に現存する最古の和歌集だそうです。

 話は飛びますが「大宝律令」という事をはるか昔に学んだ記憶が有ります。702年(大宝2年2月1日)、文武天皇は「大宝律」を諸国へ頒布し、10月14日には大宝律令を諸国に頒布しましたた。

 大宝律令は刑法にあたる6巻の「律(りつ)」と、現代の行政法および民法などにあたる11巻の「令(りょう)」とからなっていました。

 「令」と言う字は、「令状」「命令」などのいいつける、命じる、いいつけ。などの意味や、掟や決まりの「訓令」「法令」などが最初に思い浮かぶには自分だけでしょうか?「令」と言う字に「令色」「令名」など「よい、りっぱな」と言う意味がある事を今回の元号で初めて知りました。

 例えば「れい」という感じを説明する時、「命令」の「れい」ダヨと説明します。 「よい」とか「りっぱ 」の意味の「れい」とは説明しません。自分の中では「命令」の「令」です。草

 万葉集と同じ時代に施行された「大宝律令」の「令」と万葉集の「令」の持つ意味は全く違うものの様です。

 いずれにしても、安倍晋三内閣総理大臣が記者会見を行った談話の「令和」には「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味を持ち、そういう時代が実現すればよい事です。

 ってか、実現するのは・・・総理の貴方に掛かっている事を忘れないでほしいものです。

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