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「ついにソニー参戦」

 今回は「ついにソニー参戦」を書こうと思います。

 前に、「日交×KDDI&東京無線×NTTドコモ」の事を書きました。これは日交がKDDIと東京無線がNTTドコモとタッグを組んで、KDDIは予測したタクシー需要を配信する「配車支援システム 」で日交を支援し、一方NTTドコモは、 NTT ドコモの未来 のタクシー乗車需要を予測するサービス「AIタクシー」で東京無線を支援するという事です。

 そしていよいよ前に書いたソニーの登場です。ソニーとチェッカーキャブ無線協組(51社3,859台)などタクシー7グループと新会社を発足させました。当初に参加表明したのはチェッカー3,859台、大和2,408台、国際3,603台、日の丸1,377台、、グリーンキャブ1,094台、の各グループと寿交通54台でしたが、最後に東都自動車約1,800台が参加しました

 これでこのグループの車両数は約14,000台になります。そして東京4社の「大日本帝国」の中で、日交と帝都、国際と大和と綺麗に?住み分けが出来ています。

 社名は「みんなのタクシー株式会社」になった様です。「このみんなのタクシー」はタクシー配車や需要予想のサービスを行う準備会社の位置づけで、夏ころ事業会社に移行する様で、年度内にサービスを提供する予定の様です。

 目指してきたのは、都市群、地方を問わず、希望する全国のタクシー事業者が利用出来るプラットフォームの構築を目指して準備を進めてきた様です。

 そこで気になるのが王子のジャパンタクシーの「全国タクシー配車」アプリです。前に何回か書きましたが「全国タクシー配車」の問題はタクシー事業者が無線システムを持ってないと使えない事です。

 当然、ドコモやソニーの超大手がAIを利用した需要予想、「車支援システム 」等この分野に進出してくることは読めたはずです。ジャパンタクシーの「全国タクシー配車」で日本での不動の位置を築くには、黒船のウーバーなどを気にするより、まず国内に目を配るべきだったと思います。何回も書きますが、「全国タクシー配車」の問題はタクシー事業者が無線システムを持ってないと使えない事です。

 当然、それら非無線を味方に付けないと不動の地位の配車アプリは厳しいと思います。

 平成25年3月末現在タクシーの台数は、法人・個人で、法人車両数20万3,943台、個人タクシー3万9,304台を含め、総車両数は24万3,247台です。

 現時点での「全国タクシー」の提携タクシー台数は6万台となっていて、シェアは未だ約24%です。4台に3台位のシェア率を持っていれば「国民的配車アプリ」と言えるでしぃうが、現在は3台に1台弱です。とても「国民的配車アプリ」と言える」存在では有りません。

 最初に「全国タクシー配車アプリ」を、全国の非無線タクシー事業者が利用出来る様にしなかった搗けが回って来たようです。・・・あくまでも私見ですが。

 KDDI、ドコモ、ソニー登場により・・・王子の全国制覇は厳しそうです。出る杭は叩かれる、出過ぎた杭は切られる・・かな?

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