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タクシーの公道自動運転実証実験開始

 今回は「タクシーの公道自動運転実証実験開始」を書こうと思います。

 自動運転と言ってもレベル2の自動運転です。行ったのは東京4社の「大和交通」です。行ったんのは東京都の江東区です。

 試乗会では、訓練を受けた乗務員が前席中央部のタッチパネルで切り替えて、ハンドルから手を離して角を曲がたりした様です。ルートは1.2Kmで6月4日まで行なった様です。試験車両はレーザーセンサーなどを搭載したトヨタのアルファードです。

 全タク連の王子は「自動運転はタクシーを助けてくれる。無人運転になったとしても、子育て、介護、観光といった運行は残る。高級なタクシーとリーズナブルな公共機関に分かれるが、どちらもタクシー事業者にやらせてほしい」と語っています。

 大和の社長は、「便性、乗務員の負担軽減、健康的な働き方に繋がり、業界の発展につながる」と強調した様です。

 王子の語った・・・高級なタクシーとリーズナブルな公共機関のリーズナブルな公共機関は、当然タクシーを指すと思います。現在の乗務員が乗車するタクシーが単純に自動運転に変わるだけなのに、「タクシー事業者にやらせてほしい」とはどういう事なのでしょうか。

 タクシーは労働集約型産業で、タクシー運賃の約7割は人件費になり運賃の6割前後は運転手の給料です。それが限りなく0に近づけば、乗務員は高級なタクシーの乗務員だけになってしまい、当初は車両の入れ替えなどで費用は掛かりますが、劇的に事業内容は改善されるはずなので、タクシー事業者に自動運転を否定する理由が見つかりません。

 逆に職を奪われる形なってしまう運転手は、大いに否定する理由が有るはずです。今はライドシェアに目を奪われていて、運転手にとって本当の脅威はライドシェアではなく自動運転ではないでしょうか?

 遠い未来の話の様ですが・・・

 自動運転で職を奪われるタクシー運転手の為に、いっその事ライドシェアを解禁して既存の運転手の受け皿にライドシェアを使う事位考えないと・・・

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