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洗車屋さん

 今回は「洗車屋さん」を書こうと思います。

 タクシーは1日の業務が終わると、毎日洗車と車内清掃を行います。春、夏、秋は気候も良いので冬に比べれば多少気が楽ですが、それでも面倒臭い事には変わりは有りません。

 千葉県印西市の都市交通を母体とする東京タクシーグループは、2005年に1社10台で都内に進出し、業譲渡などで規模を拡大して、現在6社424台まで規模を拡大しました。

 そんな東京タクシーグループは稼働率90%以上を確保している様です。その東京タクシーグループが15年から前記タクシーの洗車を業者に委託して乗務員の負担を軽減した様です。

 この会社の社長は、大学卒業後に日の丸交通を経て2006年東京タクシーに入社し、14年から同社クループ社長に就任した様で、まだ40歳だそうです。

 営業後の洗車が業者委託とは、なんとも羨ましい限りです。なにも洗車は自分で行う必要はなく、タクシー専門の「洗車屋」が有ります。不思議な事に横浜の洗車屋は何処でも1台900円でカルテルでも結んでいるのでしょうか。営業時間は0時~7時位です。

 1台の車を大体4人がかりで仕上げ、所要時間は5~6分です。手順は何処も同じだと思いますが、最初に水を吹きかけ拭き上げて車内清掃を行います。スタンドなどは洗車機を通しますが、それ以外は水洗いではなく唯傷を吹きかけるだけです。

 計算してみました。1台の所要時間は5~6分位なので60分÷6分=10台/時間になりますが、忙しい時間と暇な時間がある様なのでその80%を時間当たりに処理していると仮定すると、時間あたり8台処理している事になります。1日の処理台数は56台になります。大まかに1日の処理台数は50台前後ではないでしょうか。

 という事は、売り上げは900円×50台=40,000円が1日の売り上げになります。前に従業員の時給を耳にした事があり、その時は時給1,000円でした。それを基に人件費を計算すると、1,000円×4人×7時間」=28,000円/日になります。

 洗車屋は休みが無いので1ヵ月で計算すると売り上げは120万円、人件費は54万円になり、残りは66万円になります。この66万円から光熱費、家賃を引いた残りが会社としての利益になります。

 光熱費と家賃の合計が40万円なら利益は26万円になります。

 あくまで全て推測ですが、人の懐具合を考える前にもっと考える事が有る様なきがします。

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