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「原点回帰、言うは易く行うは難し」

 今回は「原点回帰」を書こうと思います。

 タクシーの営業スタイルは、大きく分けると「流し」と「付け待ち」になると思います。

 今回は「流し」について考えたいと思います。

 タクシーの繁忙時間は大きく分けて、3つの時間帯に分けられると思います。1つ目は「朝の通勤時間帯」の7時頃~9時で、ピークの時間帯は8時位ではないでしょうか。兎に角「走り回る」事が必要です。取り敢えず、通勤時間帯は何処にでも客はいます。

 7時~9時の8時を中心とした時間帯は、住宅街を中心に通勤客のタクシー利用者が多い時間帯になると思います。朝の時間帯は何処にでも乗客はいると思いますが、自分の経験で言うと、「人通りが多いバス通り」、「比較的大きな交差点」付近、又は「バス通りに出ていく道」で手が挙がる様な気がします。最寄り駅まで徒歩で15分以上かかる場所は手が挙がり易い様です。

 バス通りを上り方面又は駅方面に流していたり、交差点で先頭に止まったりすれば比較的乗車させられると思います。しかし、自分の前に空車がたくさんいれば、自分の車には手が上がりません。そんな時は大きな交差点で左折を繰り返し、元のバス通りに戻ってくるのがセオリーです。

 なので朝の基本は、「バス通りを上り方面又は駅方面に流し、黄色信号は先頭で止まれるように努力して、前に空車がいれば車間距離を取るか、大きな交差点で左折を繰り返し、元のバス通りに戻ってくる」のが良いと思います。

 乗客の大半は最寄り駅ですが、住宅街からのタクシー利用者の中には単価のいい乗客が乗って来る事も稀にあります。営収を伸ばすチャンスです。

 2つ目の繁忙時間帯は、仕事帰りのサラリーマンや、飲みに行く人、朝に出かけた帰りの人の利用が多い時間帯になり、大凡、17時~20時頃になると思います。病院を狙うのなら、もう少し早い15時前後~18時頃になる様な気がします。

 兎に角この時間帯は「走り回る事」が必要だと感じます。行った先で客が居そうな所を兎に角諦めないで走り回ってみていれば、ソコソコの営収は出来ると思います。

 横浜市では、夜の営業が出来る所は決まっています。東京の様に広範囲にそんな地域が広がっていません。なので、タクシーが集中します。

 夜に限りませんが、自分の直感を信じて走ってみて下さい。売り上げの良い運転手は、経験値や動物的勘で、客はいるのにタクシーが少ない場所や、時間帯によって一瞬タクシーが少なくなる乗り場を直感的に感じ、仕事をすると思います。

 上手い運転手は、様々な頭の中の情報を頼りに効率良く立ち回る事だけ考えます。その時間の「付け待ち」と「流し」を比べて、時間帯効果の良い方を選択して仕事をします。

 「言うは易く行うは難し」ですが、少しでも「時間帯効果の良い方を選択」して朝夕はひたすら「走り回る事」が、良い・・・かもデス。

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