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「夜はどう走る?」続

 前回の続きです。「運」と「ツキ」は別物です。ひたすら「流す」」事はロングを引く可能性が高くなるだけで、ツイていてロングを引くとは別次元と私は考えます。

 ひたすら流していて前にタクシーが走っていたので、避けて普段は走らない様な道を走っていて拾った客がロングだったという事です。・・・正に「運」が良かったという事になります。ひたすら「流す」努力が「運」を呼び寄せたんでしょうネ。

 この「運」は自分でどうにもなりません。流していて拾った客がロングだったという事も「運」です。客は偶然に自分の前を走っていたタクシーを捕まえて乗車するだけで、例外も有りますが殆どタクシーを選びません。

 夜の営業は例外の運転手もいるでしょうが、当然繁華街を中心に「流す」又はロングの無線が落ち易い場所で無線待機待ちをする、ロングの客が乗車する場所で「付け待ち」をする事になると思います。「無線待機」をしていて無線の客がロングだったり、「付け待ち」をしていて乗車した客がロングだったり、「流し」で拾った客がロングだったりします。・・・私は流しは「運」でそれ以外は「ツキ」だと思います。

 ではロングの客を拾う「運」はどう掴めば良いのでしょうか?これは前述した「可能性」
と「ひたすら流す事」に関係が有ると私は思います。

 「流し」営業では回数で可能性を高める事が出来ると思います。「無線待機」と「付け待ち」では情報です。運転手は結構帰庫してその日の事を話します。「今日〇〇で無線が落ちて何処まで行った」とか、「何処で付け待ちをしていたらロングだった」とよく喋っています。

 耳をダンボにして聞いていて下さい。結構参考になる事も有ると思います。後は自分で考えます。「何でこんな所でこんな時間に付け待ちしているんだろ~」という所で付け待ちをしているタクシーを流していると結構見かけると思います。その時は周りをキョロキョロして見回して下さい。・・・何か根拠となる「店」、「オフィース」、「飲食店」が有ると思います。・・・運転手はそこの客を狙っています。
 
 夜は繁華街にタクシーは集中します。まるで花魁道中の様にタクシーが数珠繋ぎです。前後十数台ずつタクシーです。どの車に乗るかはお客まかせです。1組の客が別々のタクシーに乗って、1人はワンメーターで1人はロングっていう事もよく有ります。

 要は夜の営業は昼に比べてロングの客も多いですが、ロングの客を拾う事が出来るかは「運」も大事で有り、前後十数台のタクシーに囲まれても「運」が有れば、丁度ロングの客が店から出て来た時に貴方が前にいて乗車するかもしれません。

 繁華街での夜の営業は周りはタクシーだらけです。昼の営業の様に他のタクシーを避けての営業は住宅街を流すしか有りません。お客を送った帰りに住宅街を走っていたらロングの客を拾う事も有ります。これは「運」ではなく「ツキ」が有ったのです。

 私は「運」と「ツキ」は別と考えます。・・・?「運」は努力して呼び込むもので、「ツキ」は偶然の産物だと思っています。

 精神論では無いですが、夜のワンメーターは気持ちが腐ります。でも次に乗せた客がロングだったら、「其のワンメータの客を乗せていなかったら拾え無かった」と考えれば其のワンメーターの客は「福の神」です。

 結論としては、「昼の営業と同じく人の多い所を流す事が、昼の営業に比べて繁華街はタクシ―の台数も多いので、ロングの客を引くかは「運」で有り「ツキ」では無い。但し、単に同じコースを流すのではなく、横道に入ったり、逆回りをしたりして変化を付ける。」が私の結論になります。前述した様に「運」は努力に裏付けられるので、諦めないで「流す」事と、街を観察し考察してタクシーに乗る客の行動を推理する努力も必要だと思います。・・・当たり前の結果になってしまいましたネ。

 次回は「タクシー運転手とアメプラ」を書こうと思います。
 




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