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ハイヤー的なタクシーと1.5種免許

今回は「ハイヤー的なタクシーと1.5種免許」を書こうと思います。


  とりま、このハイヤー的なタクシーは、今の都市型ハイヤーとは全く別の物で、これは、福岡県北九州市八幡西区の本社を置く「有限会社三ヶ森タクシー」が平成29年の規制改革推進会議の第21回で要望した事の様です。


  この会社、昭和40101日に設立されていますが、平成11128日に設立れた「有限会社ほほえみ」という北九州の地域に密着したタクシーサービスと在宅介護サービスを提供している会社のタクシーサービスを担っている会社様で、有限会社三ヶ森タクシーの資本金は450万円、有限会社ほほえみの資本金は 1,000万円と微妙。


  当然、代表者はタクシー業界のあるあるで同一人物で草。保有台数はジャパンタクシー、コンフォート、プリウス、ニッサン・リーフなど一般車が38台な様なので、中小の小に属する会社の様です。


  今回の会議で、三ヶ森タクシー提案は、“ハイヤー的なタクシー”があれば、より利用者のニーズに応えられるのではないか、というものだった様です。


  三つが森タクシーはライドシェアには反対な立場な様ですが、反面、ライドシェアがやっている、いろいろな工夫が、「ライドシェアに学ぶタクシー改革の道筋」に書かれていた様です。


  その上で、前記したコストカットした別モードのタクシーがあっていいのではないか、ということで、「ハイヤー的なタクシー」の詳細が書かれていた様です。


  その内容は、運転手の要件は、二種免許ではなくて、「1.5種的免許」。雇用は請負もしくは直接雇用し、車両は自家用車だけれども、届け出制とし、所有タクシー台数を上限とする、運行管理はタクシー会社がきちんとやる、安全対策として、事業者に運行責任を課し、運転手に対する指導監督をやらせる、営業の制限として、予約配車のみ可で、顧客との金銭の授受を禁止する、という物だった様です。


  1.5種免許というのは、どういうイメージか、という質問に対して、三ヶ森タクシは、現在、中型に限定した免許を解除するときに5時間ぐらいの研修がある、あるいはユニバーサルデザイン・タクシーの研修といったものもあるので、、一種免許を持っている人に対して、こういう一定時間の研修をするというイメージであると述べて様です。


  ・・・・この話に似た話、最近聞いた気がしませんか?全タク連会長で日交の会長の川鍋氏が提唱した1種免許で緑ナンバーのタクシーを運転できる制度創設プランと、うりひやくです。


  なので、現在川鍋氏が提唱している「期間限定で1年以内に2種免許を取得する前提で、1種免許のまま緑ナンバーのタクシーに乗務させる」プランは、半ば1.5種免許の様な気がします。



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