GOもS・RIDEも2021年は赤字
今回は「GOもS・RIDEも2021年は赤字」を書こうと思います。
とりま、今回のコロナ禍で配車アプリの需要は右肩上がりと言う事を目にします。って事は配車アプリ会社のGOを展開するMobility TechnologiesもS・RODEを展開するS.RIDE株式会社も赤字が少しは減ったんじゃネ、と思ていましたが、豈図らんや両社とも赤字のままの様です。
GOを運営するMobility Technologiesの2021年5月期(第45期)の決算では、最終損失が111億8700万円だったそうです。
Mobility Technologies社は、タクシー事業者等に向けた看板の「GO」の配車システム提供などモビリティ関連事業を展開していて、JapanTaxiと、DeNAのタクシー配車アプリ「MOV」、AIを活用した事故削減サービス『DRIVE CHART』が事業統合して誕生しました。
又、昨年7月、NTTドコモや電通グループ、東京センチュリーより最大で約226億円の資金調達を行ったほか、NTTドコモとタクシー配車アプリの展開に関して業務提携を行っているそうです。
その前の、第44期決算公告(2020年5月期)では、当期純損失55.80億円、その前の期は当期純損失29.05億円、その前は当期純損失8.14億円、資本金が1,000万円だった第41期決算公告(2017年5月期)は期純損失1.16億円でした。
なので、資本金が増えても損失、コロナ禍で需要が増えても損失です。(笑)
売上は非公開ですが、流動資産は公開されているので分かりますが、流動資産とは、本来の営業活動で発生した売上債権や在庫などの資産と、1年以内に現金回収される予定の資産になり、2021年5月期の決算では、流動資産は241.1億円だったようなので、大まか2021年5月期の決算売り上げは241.1億円くらいかも?
って事は241.1億円の売上があったのに最終損失が111億8700万円だった様です。WWWW
まかっかの決算です。(笑)
又、「みんなのタクシー」から社名変更したS・RIDE株式会社も、タクシー配車アプリS.RIDEの第3期決算で純損失拡大した様です。
第2期の当期純損失は約4,900万円だったたのですが、第3期の当期純損失は4億1,300万円とほゞほゞ赤字が倍増した様です。
S・RIDEの流動資産は2021年3月期には14億5,600円なので、GOの1/20 以下の売上になっている様です。
両社とも配車アプリを提供している会社ですが、何故かコロナ禍で配車アプリの普及が進んでいても、GOを提供するMobility Technologiesは最終損失が111億8700万円、S・RODEを展開するS.RIDE株式会社も2020年4月〜2021年3月の第3の純損失は4億1,300万円になった様です。
2020年2月には前回書いたタクシー相乗りマッチングアプリの「AINORY」と連携することを発表しました。AINORYはタクシーの相乗りマッチングと割り勘機能を備えたアプリで、AINORYとの連携によってユーザーが増えることへの期待が高まっていたそうです・・・・・期待ずれの結果になった様です。
兎に角、アプリ配車会社は・・・・・まっかかde(笑)