東京特別・武三地区の6月営収、コロナ前を上回ったけど?
今回は「東京特別・武三地区の6月営収、コロナ前を上回る」を書こうと思います。
とりま、6月の日車営収は、走行キロ231.2㎞、実車キロ107.1㎞だったので、実車率は(107.1㎞÷231.2㎞)×100≓46.3%になります。
営収は込みで49,777円、抜きで44,799円になり、乗車回数は27.7回だったので、1回当たりの乗車単価は、込みで49,777円÷27.7回≒1,797円/回、抜きで≓で1,617円/回だった様です。
ついに営収込みで50,000円が目の前に見えてきたようですが、果たしてそうでしょうか・・・・?
稼働率を見ると今年の6月は69%だった様です。なので、原価計算対象業者の数は25社で台数は1,651台なので、結果、1,651台×69%≒1,139台の結果になります。
コロナ前の2019年6月の稼働率は79.4%なので約80%の稼働が有り営収は込み49,543円、抜き≓で44,588円になります。
非常に単純な計算になりますが、2022年6月の日車営収の合計は、込みで49,777円×1,139台≒56,696,000、抜きで51,026,402円になります。
仮に、稼働率が2019年と同じ80%だとしたら、稼働台数は1,651台×80%≒1,321台になるので、1台当たりの営収は、込みで56,696,000円÷1,321台≒42,919円/台、抜きで38,627円/台になります。
この様になりますが、東京ハイ・タク強化の理事の一人も、「自社では前年比(対2021年比)で営収は1万円増となり日車営収が5万円になったが、稼働率が落ちてきているので手放しでは喜べない」と述べている様です。
正に、6月の営収増は、稼働率の低下が原因の様で、需要がコロナ禍以前の様に戻っていない事は明白の様です。
なので、6月の営収増は・・・・稼働率の低下が原因ではないのでしょうか?(@_@)・・・・決してコロナ前の状況には戻っていない様な気がしますが、どうなんでしょう?