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新千歳空港の『タクシー料金表』

 今回は「新千歳空港の『タクシー料金表』」を書こうと思います。


  前に、和歌山にある白浜駅のタクシー乗り場のタクシー料金表の事を書いた記憶が有ります。


  これは、タクシー乗り場の所に、「タクシー概算料金表 アドベンチャーワールド1230円、南紀白浜空港1770円、古賀浦1140円 ホテル〇〇 大浦1500円 △△ホテル」など目的地への料金表がかかれている様で、ほゞほゞ2,000円位の料金です。


白浜駅タクシー乗り場.png


  これは、「こんな金額で行けるなら、バスで行くよりタクシーでいいんじゃネ」と考える人がいると考えられたもので、逆に、こういった概算金額の案内がなければ「タクシーはいくらになるかわからないから、手堅くバスで行こう」と思われたら、タクシーを乗る人は増えない様に感じます。(>_<)


  まして、看板を作る時間や費用は、いくらもかかっていないし、又、一度看板を置いてしまえば、人件費がかからないまま、営業部員のように告知し続けてくれます。


  ですが、このタクシー料金掲示の看板設定も、観光地の和歌山県の白浜駅だから有効な手法の様です。


  先日、新千歳空港、羽田便遅れでタクシーの営業区域外運行を初適用した新千歳空港の「タクシー料金表」は事が違う様です。


  下の画像がその料金表の画像です。


 千歳空港.png


 札幌12,400円、小樽21,600円・・・・一番高額なのは函館の65,000円となっています。


  20224月時点での北海道の面積は83424.41平方キロメートルで、当然ですが全国でダントツの1位で、日本の国土の約22%を占めている様です。正に「北海道はでっかいどう—」で(笑)


  因みに、ジャンボタクシーを使用すると一番高額なのは函館の92,500円なので、「家賃かヨ」です。


  何故和歌山の白浜駅のタクシー料金表の看板の料金と何でこうも記載料金が違うのでしょう?


  それは、看板設置の目的の違いに有る様です。白浜は「タクシー料金」の安さをアピールしていますが、千歳空港は「タクシー料金の高さ」をアピールしています。


  これは、新千歳空港のタクシー業務を担う千歳地区ハイヤー事業協同組合によれば、看板が設置されたのは20年以上前で、当時は今と違って、すぐにスマホで料金を調べられる時代ではなかったので、「目的地まで行って、とんでもない金額がかかってびっくりされないように」する事が目的だった様です。


  現在の様にスマホが普及していなかった事を考えると分かる様な気がします。ってか、逆に親切?



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