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数字で見ると1日の平均的な走りはこんな感じ・・・カナ?

 今回は「数字で見ると1日の平均的な走りはこんな感じ・・・カナ?」を書こうと思います。

 昨年の11月の数字を元に平均的な運転手の1日の走りを書こうと思います。昨年の11月は、総走行距離217.3㎞、乗車回数27.6回になり営収は税込42,294円だったので、この数値を使って考えたいと思います。因みに営業時間は法定限度の18時間としました。

 上記の数値には、隔勤、日勤、夜勤を含んでいますが全て隔勤として計算するので若干の計算結果の違いは有ると思います。

 先ず、時間当たりの走行距離は217.3㎞÷18時間≒12㎞/hになるので、時間当たり12㎞走っている事になります。又、乗車回数は27.6回÷18時間≒1.5回/hになるので1時間当たり1.5回客を拾っている事になります。又、60分÷1.5回=40分から40分に1回、換言すれば2時間に3 回客を拾っている事になります。

 これはあくまで数値上の平均になりますが、当然、昼と夜では拾える回数も差が有ると思います。朝出勤時間や夕方の帰宅時間は客を拾えるペースが上がると思います。反対に夜の飲み屋街にはタクシーが集中しライバルが多くなるのでペースは落ちると思います。

 割増時間になる午後10時から6時間走る事にすると出庫は午前8時になります。途中に休憩を2時間挟んで、12時間は普通料金、6時間は2割増の時間になります。ライバルが多くなる事考慮して、昼の倍の時間でしか客を拾えなかったとしてみます。

 昼は6時間で9回拾えますが夜はその1/2とするので4.5回拾う事になります。その差の4.5回を昼に拾う事になるので、昼に拾う回数は12時間÷2時間×3回+4.5回=22.5回/12hになります。そうすると12時間÷22.5回≒1.9回/hとなって、1時間に約2回拾う事になります。換言すれば30分に1回拾う事になります。昼は30分に1回、夜は1.3時間で1回、昼、夜合わせて27.3回になります。

 これを夜も昼と同じペースで1時間に2回拾う事が出来れば、1日36回拾う事が出来ます。そうすると42,294円÷1.08÷27.3回≒1,434円/客になるので36回だと1,434円×36回=51,624円になります。

 あくまで夜は昼の1/2しか客を拾えないと仮定した計算ですが・・・

 結局、1日1時間で2回客を拾う事、都合1日36回客を拾えれば、あくまで可能性ですが営収5万円は見えて来ると思います。・・・しかし、そんなに上手く行かないのがタクシーです。今回も数字遊びの様になってしまいました。草

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