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新卒者のタクシー会社への入社・・Why?

 今回は「新卒者」を書こうと思います。

 日交とKmは10月1日に2020年度の新卒者の内定式を行った様です。日交はタクシー乗務員250名を含め総勢256人に内定を出した様です。女性の内定者はその内75人で約1/3を占めた様です。

 一方のKmは178名に内定を出し、その内タクシーは男性134名、女性15名の様です。

 日交の川鍋会長は、「8年前に新卒採用を始めた。人口構造的に30代、40代の人がぽっかい空いている。皆さんは活躍し放題だ」と、当然ですがタクシーの未来に対して「甘~い」言葉を述べています。川鍋会長の描くタクシーの未来像は、相乗りタクシーに触れ、「今後タクシーのすそ野がひろがって、最終的には多人数乗りになりバスに近づき、、ドローンもせられるので、有事の際に周囲の写真を消防庁に送ったり、移動拠点に出来たり」と、まるでタクシーの仕事は、将来、お花畑の様な事を言っています。

 会長としての新入社員に希望を持たせる発言としては理解できますが、タクシーを使う人のπは現状のままでは決まっていて、バスの様な乗り物になれば現状よりπが大きくならない限り、両台数は減らす事が出来る様な気がします。要は1度に今まで以上に人員を運ぶ事が出来ます。その結果はどうなるのでしょう?・・・減車=乗務員削減ですか?草

 換言すれば、タクシーがバスの様な乗り物になれば、人員が削減出来、タクシー会社の費用負担の7割を占める乗務員の人件費が抑えられる事になり会社は万々歳です。

 業界全体で反対しているライドシェア問題は?

 川鍋会長の「新卒者に希望を持たせる為の発言」だとの意図は分かりますが、タクシー業業界は将来的に言って「お花畑」では決して無い様な気がするのは自分だけでしょうか?

 自動運転も有ります。自動運転で激変していく日本社会では、今後のほんの数年で、自分て達が見ている日常は過去のものになっていく様な気がします。

 PRESIDENTには「10年後にはドライバーの仕事は消滅する」という記事が有り、仕事消滅年表には2025年頃には人工知能が多方面に浸透し、・タクシードライバー・トラックドライバー・金融トレーダー・企業事務員が挙げられています。又、PRESIDENTだけではなくAIの自動運転が実用化されれば、タクシーは自動運転になるとの声も多方面から聞こえてきます。10年先か20年先かは分かりませんが、「自動運転」の時代は間違えなくやって来る様な気がします。「自動運転即タクシー」となるには幾つもの壁が有ると思いますが、仮に20年かかったとすると、今の新卒者は叩き盛りの40代になっています。

 携帯電話の進歩を考えてみると、ひと昔前のガラケーでは考えられなかった様な事が、今のスマホでは当然の事の様にできてしまいます。現在のスマホは経論を言えば動PCです。

 2018年12月1日、BS/110°CS衛星放送波を用いた4K/8K本放送がスタートしましたが、それより前の2017年12月に8Kテレビが登場していますが価格は100万円くらいでしたが、現在は25万円位まで下がっている様です。

 兎に角、近年の技術の進歩は目を見張るものが有ります。この事を見ても、色々な規制もある事でしょうが、「自動運転」はそれ程遠事とは思えません。

 本題に戻りますが、何故、将来に可能性が見えないタクシー業界に・・・?2年後何人が業界の事に気付いて残っているのか興味が有ります。

 入社したての頃は他業種に就職した人より給料は良いと思いますが、10年後はどうでしょう?・・・自分は乗務員ですが、仮に親で子供がタクシーをやると言ったら「タクシーには将来性が見えないし、10年後にはどう変わるかか分からないから止めておけ」と言っています。苦草

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