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無線配車回数の怪

 今回は「無線配車回数の怪」を書こうと思います。

 東京交通新聞には定期的に東京都区内の全月の無線配車回数の前年同月比に対する、配車回数の増減と、東京のタクシー無線14グループのグループごとの配車回数と1台当たりの月の配車回数が記載されています。

 前から疑問に思っていた事ですが、この無線配車回数には配車アプリの配車回数は入っているのでしょうか?当然、無線配車となっているので、そのまま読めば無線のみの配車回数になりますが、どうもそうでは無い様です。

 基本、以前のJPTXIのアプリ配車は、①客からの依頼→②サーバー→③配車センター→④無線サーバー→⑤タクシーの順番で配車を行っていました。この③~⑤が無線配車システムになります。

 現在は、①客からの依頼→②サーバー→アプリになり、搭載タクシーの無線を介さない「JapanTaxi DRIVER'S」が出来たので、「JapanTaxi」アプリからの配車注文を直接受け取ることができます。要は、モブの様にアプリダイレクト配車です。

 JAPNTAXIは、乗務員向けタブレット「JapanTaxi DRIVER’S」の2019年4月全国展開開始にあわせ、2019年内の配車システム連携開始を目指します。としています。

 これでモブに追いついた格好になります。現在は配車アプリブームの様ですが、前に書いた様に、配車アプリはJPNTXIの様に既存の無線システムを利用している物や「JapanTaxi DRIVER’S」や「モブ」の様にアプリによるダイレクトに配車をするが有ります。

 7月の配車実績は前年同月比で12.9%増となっている様ですが、裏を返せば、従来の無線配車からアプリ配車に切り替わっただけとも考えられます。要は、②のサーバーからオペラターに行くか、直接タクシーに行くかの差だけです。

 JPNTAXIがアプリダイレクト配車の「JapanTaxi DRIVER’S」を採用したのは今年の4月になるので、そてまでの無線使用の高い伸びは、アプリサーバ→旧体来のオペレーターを使った無線という事になります。本体のダイレクト配車アプリとは言えに様な気がします。

 換言すれば、アプリサーバーを使いオペレーターを使ったアなログ配車です。要は、JPNTXIの高い伸びは、既存の無線からアプリサーバーを通した、「アプリ配車もどき」の様な気がします。

 皆さんが思っているのは、モブの様なダイレクト配車アプリでは無いでしょうか?だとすると、JPNTXIタクシーの無線システムを使った旧アプリは時代遅れの品物です。

 それでも高い伸びをしえしているのは、同じ配車システムでも、JPNTXIのアプリを一つかまして、恰もダイレクト配車の様に見せているのではないかと思います。

 但し、ガバっているかも・・・です。

 東京交通新聞も、これだけ配車アプリが話題になっているので、無線配車回数と大まかな表現は止めて、配車アプリの配車回数を記してもらいたいものです。草

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