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言うは易し、行うは難し

 今回は「言うは易し、行うは難し」を書こうと思います。

 先日、全タク連は全国労務連絡会を開催した様です。労務委員長は「乗務員の確保、最低賃金問題、キャッシュレス化」などの対応に向け、「将来、業界を後輩たちに無事に引き渡す信念の下、窮地を克服し、前進しなければならない」と述べています。そうです、タクシー業界は窮地に陥っています。草

 登壇した立正大学の教授は「高齢化社会と生産性」をテーマに講演した様です。「労働者の要望と企業が成長する仕組みを作る事が重要」と、至極当たり前の事を言っていました。

 年5日の有給取得の義務化について、刑事責任を問われる罰則付きだという事を強く認識する様強く強調しました。自分の勤めている会社では、有給を1日取ると基本給が1/12 カットされて、有給が付きますが、これは違法では無い様です。

 換言すれば、1日有給を使うと、(基本給―(基本給÷12日・1日当たりの基本給))×歩率+有給金額になります。要は、有給を使うと、基本給が下がるので有給金額を貰っても結局は「行ってこい」になります。

 有給は年次有給休暇と呼ばれ、労働者の休暇日のうち、雇用主から賃金が支払われる有給の休暇日のことである。換言すれば、給料が支払われる休暇という事になります。これは基本給が引かれ有給が足される「行ってこい」ではない様に思いますが、・・・どうなんでしょう?

 例えば、年金の算定月に営収を抑えると、有給金額も下がってしまいます。それで有休を貰っても、・・・なんだかナ~で草が生えます。

 この教授は、「乗務員確保は、高齢者、若者、女性」の3つしかないと言っています。
世の中の成人は、男性、女性、高齢者、若者の4種類に大別出来ます。その内の3が鍵だと言っている様な物で、残るのは現役でバンバン働いている中年世代の人デス。草

 その人たちは業界に入っていません。そうです、現役でバンバン働いている人が来る世界では無いという事です。

 この教授、いい事も言っています。「長期休暇が無い様な従来のシフトでは人は集まらない。労働者のニーズに立った形で進めなければならない」といています。が、「言うは易し、行うは難し」です。

 労働者のニーズ=頑張れば頑張っただけ給料が増える=頑張らなければ給料補増えない=累進歩合の復活≠積算歩合・・、今更ながら苦草です。

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