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JapnTaxiを時系列で見てみる

 今回は「JapnTaxiを時系列で見てみる」を書こうと思います。

 現在のJapanTaxiは元を正せば、1977(昭和52)年8月に設立された「株式会社日交計算センター」が大元になります。「日本交通センター」は“計算センター”の名が指すよう最初は日本交通の給与システムを開発する会社としてスタートしました。

 当初は自社向けに行っていたものでしたが、徐々に社外向けにも提供するようになりました。タクシー乗務員の給与体系は歩合制であるため、一人ひとりごとに給与計算の方法が異なり、非常に複雑なシステムとなっていました。その為、小さいタクシー会社では独自開発へのハードルは高くなっていたので、次第に日交計算センターのシステムを使用する事業者が増えていった様です。

 その後時期は不明ですが「日交計算センター」は「日交データサービスと」名称変更し現在は「japanTaxi 」になっています。トヨタのタクシーと同じ名前です。大草原

 話は変わりますが、同じ配車アプリのウーバーは2009年3月にトラビス・カラニックとギャレット・キャンプにより アメリカ合衆国カリフォルニア州 サンフランシスコマーケット・ストリート1455番で設立されました。

 気になるJapanTaxiの配車アプリは、最初は2011(平成23)年1月に「日本交通タクシー配車」をリリースし、これはタクシーの配車依頼をスマートフォンアプリのみで完結できる日本初のアプリの「日本交通タクシー配車」アプリです。

 その後同年12月には「全国タクシー配車」アプリをリリースしています。これは現在の「JapanTaxi 」アプリになります。

 これを見ても分かるようにウーバーの配車アプリリリースから約2年後になります。配車アプリのリフトは2012年の設立、シンガポールミッドビュー・シティに拠点を置く配車アプリ運営企業であるグラブの設立は2012年に設立しています。皆ウーバー設立から2~3年後の設立している配車アプリ提供会社になります。

 内容も地域により若干の差は有りますが、殆ど同じ様です。換言すればスマートフォンでタクシーを配車する事です。

 現在ある様々な配車アプリはみなウーバー設立の後になっています。要はウーバーの後追いアプリです。シェアリングエコノミーの代表が言っている様に、「ライドシェアは日本でもユニコーンクラスが2社くらい出るジャンルだった。世界にも後れを取らない様、政府とも連携しなければ」と言っていますが、草が生えそうな言葉です。

 ある意味間違ってはいないと思いますが、既にライドシェアでは世界に後れを取っている事をお忘れなく。特に東南アジア圏では滴滴出行とグラブに日本は完全に負けています。草

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