横浜の東京無線

　今回は「横浜の東京無線」を書こうと思います。

　自分は横浜市で東京無線に加盟している会社が有る事を知り合いの運転手から初めて聞きました。正確に言うと、その運転手勤務する会社が8月から東京無線に加盟するそうです。

　ラ〇〇タクシーです。アプリ経由の配車では無い様で前に書いたIVR方式での配車の様です。

　東京無線は東京では日交に次いで無線配車の回数が多く、一寸古い数字ですが3月の配車回数は日交が約58万回、東京無線が36万回の様で1台当たりの配車回数は日交129回、東京無線101回です。

　話によると東京無線は報道関係、マスコミ関係に強いそうで、東京無線のチケットが使えるかは聞いていませんが無線での業務提携は行うそうです。

　配車は前記したIVRによる自動配車で行うそうですが少し気になる事が有ります。東京無線のIVRは1回線につき乗車指定位置は1ヵ所迄なので、東京で乗車位置を措定いる客が横浜でどうするのかが疑問です。

　話は前後しますが、東京無線はタワーネットワークというものが有る様で「タクシーチケットの仕様統一による全国共通化を主とする「タワーネットワーク」を構築し、会員の皆様とともにお客様や乗務員の皆様に、便利でわかりやすいサービスを提供して参りたいと考えております。」と記載され、全国で使用できる東京無線の共通チケットの様です。横浜の中心部で走っている会社を見ると、東京無線と提携しているタクシー会社は未だ数社しかなく台数も少ない様です。

　その乗務員曰く、ラ〇〇タクシーが東京無線と提携した理由は、東京無線を呼ぼうとしても横浜では東京無線で呼べるタクシーが少ないのが原因の様です。

　という事は、東京無線のタクシーを呼ぼうとしてる人は東京無線のタクシーチケットを持っていても、タクシーの台数が少ないので呼べないという事になります。

　いずれにしても、今回ラ〇〇タクシーと提携した東京無線のシステムはIVR なので、前記した乗車指定場所をどの様にするか疑問が残ります。