SSブログ

「東京と横浜を数字で見る」

 今回は「東京と横浜を数字で見る」を書こうと思います。

 月が違いますが、横浜は5月、東京は6月の数字を比べてみます。

 横浜:東京の順番で数字を記載します。稼働率は75.9%:81.6%、実車率41.7%;46.1%、走行キロ214.1Km:240.1Km、実車キロ92.7Km:110.6Km、日車営収税込み40,514円(税別37,512円):49,582円(45,909円)、輸送回数27.4回;29.4回・・になります。

 輸送回数は東京の方が僅か2.3回しか上回らないのに、営収は税込みで9,068円も違ってきています。

 1回当たりの単価は、1,500円:1,686円、乗車距離単価は183円:206円、実車距離単価は437円:448円になります。

 実車距離単価は僅か9円しか変わりませんが、営収は約9,000円違ってきます。稼働率も営収に関係が有り、稼働率が下がれば町にいる車の台数も減るので、1台当たりの営収は増えます。

 車両台数は、特別区・武三交通圏 27,646台、京浜交通圏 6,866台なので、稼働台数は東京約22,559台、横浜は51,907台になります。

 横浜の営収合計は40,514円×51,907台=2億1113万365円、稼働率を東京と同じにすると、211,130,365÷(6,866台×81.6%)≒37,684円/台(税別34,800)にしかなりません。

 換言すれば、6月の横浜の営収は稼働率が東京と同じだったらと仮定すると、営収の差は
9,000円→11,900円に拡大します。6月の横浜の営収は稼働率が悪かったので40,000円台を確保出来た様でもし稼働率が80%に増えれば確実に営収は3万円台だったと思います。

 逆にこの数字で乗車回数が東京と同じだったと仮定すると、1,500円/回×29.4回=44,100円に増えます。又、乗車単価が東京と同じだった場合は1,686円/回×27.4回=46,196円になります。

 乗車単価は地域の問題も有るので自分の力量でどうする事も出来ませんが、乗車回数を上げる事は乗務員が今より少し頑張れば出来る様な気がします。

 会社は稼働率を上げようと必死ですが、運転手の立場から言うと、稼働率は今月と同じように75%前後で、乗務員が少し頑張ってあと2回乗せる努力をすれば、会社も今月と同じくらいの営収は確保でき、運転手の給料も若干ですがアップします。

 会社も無暗に増車したツケを払うべきです。タクシーを稼げない体質にしたのは今の事業者の無暗な増車の様な気がします。

 今回も数字遊びを借りて、タクシー事業者への不満をぶつけてみました。

nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:求人・転職

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント