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デジタル配車&自動配車(IVR)&アプリ配車

 今回は「デジタル配車&自動配車(IVR)&アプリ配車」を書こうと思います。

 現在タクシー利用者からすれば「タクシーを呼ぶ」、タクシー事業者からすれば「タクシーを配車する」事になりますが、これに対し現在は3種類の方法が有ります。

 先ず昔から行われていた方法で、タクシー会社に電話をして呼ぶ旧来型の方法です。
昔はタクシーアナログ式無線機が備わっていて「〇〇町、5分どうぞ」、タクシーからの応答が無いと「10分どうぞ」と無線で配車していました。タクシーに昔から乗っている方は車内でそんな乗務員の無線のやり取りを聞いた記憶が有ると思います。

 アナログ無線は2015年に廃止されデジタル無線に移行しました。デジタル式に変わった事で、音声のみでなく、データ伝送等を活用した通信が可能になりインターネットを活用したネットワークシステムの構築が可能になりました。換言すれば、車両位置と顧客位置を カーナビの道路地図に表示出来る様になりました。

 これが現在デジタル無線を用いた一般的な配車システムで、電話に出たオペレーターに直接配車を依頼するシステムです。これには良い点と悪い点が有ります。良い点は、乗車時間指定が出来、又、乗車場所も好きに選べます。

 悪い点はオペレーターの数や回線数によりますが、配車依頼が多い為回線が話し中だったり、オペレーターの人数が少なかったりで、オペレーターが配車をしていると電話に出る事が出来ません。・・・結果、呼び出しているのにオペレーターが電話に出ません。

 雨の日や深夜などはその傾向が強くなると思います。

 次に全自動配車(IVR)システムです。

 これは事前に所定の乗車場所を登録する事で、以降の同場所への配車を自動音声ガイダンスに従って電話機を操作する物なので、オペレーターとの会話は有りません。

 これも良い点と悪い点が有ります。良い点はオペレーターの都合で電話がつながらないという事は無いので、空車が希望乗車地付近にいれば必ず配車されます。

 悪い点は、好きな所で乗車出来ない事です。前記した様に事前登録制で、殆どの会社が登録1回線あたり乗車指定場所1ヵ所の様です。

 前記したデジタル無線配車とIVR(自動配車)の良いとこ取りをしたのが、現在のアプリによる配車です。アプリをダウンロードしておけば、車が近くにいるか、又は運転手が応答するかしないかは別として、好きな時に好きな場所に配車されます。

 自宅や会社などの決まった場所又は深夜にきまった場所でタクシーを呼ぶ人は確実に電話が繋がる自動配車、町で好きな場所でタクシーを拾う人はアプリ。・・・でしょうか?

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