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川鍋全国ハイ・タク協会会長、ライドシェア解禁の軍門に屈する

 今回は「川鍋全国ハイ・タク協会会長、ライドシェア解禁の軍門に屈する」を書こうと思います。


  とりま、今までライドシェア反対の急先鋒だった全国ハイ・タク協会会長の川鍋氏がとうとうライドシェア解禁を認めた様です。


  「ライドシェア」について東京都内のタクシーの業界団体は、今年4月から全国で初めて導入を目指す考えを明らかにしました様で、その業界団体は「東京ハイヤー・タクシー協会」で会長「全国ハイ・タク協会」で会長は同じ川鍋氏です。


  で、東京ハイヤー・タクシー協会は、全国で初めて時間帯などを限定し、ライドシェアの導入を目指す考えを明らかにしたようで、川鍋氏のコメントは「タクシーがやるからには絶対に死亡事故は起こせない。安全基準は絶対にタクシーと少なくとも同等レベルは達成しなければいけない」としています。


  又、協会のガイドライン案では、タクシーが不足する地域や時間帯を、需要が高い出勤時や帰宅ラッシュ時、終電後に限定して運行し、運賃はタクシーと同じで、アプリからの配車のみに対応し、タクシー事業者がタクシー並みの運行管理や整備管理を行うとしていますが、その費用はどうなるんでしょう?まさか料金をタクシーと同じにする事は、そのライドシェア車両の乗車料金から徴収する意図が透けて見えます。


  タクシーの運行管理とは、読んで字の如く「タクシーの運行を管理」する事で、ではその仕事を誰がするのかと言うと、国家資格の「運行管理者」で5台以上のタクシーを保有するタクシー営業所は、法律上必ず配置しなければならなく、タクシーの保有台数が40台以上のタクシー会社になると、保有タクシー数を40で割った数に1を加えた人数の運行管理者を配置する義務があります。


  業務内容ですが、①ドライバーの健康状態の把握、②ドライバーの勤務時間の管理、③ドライバーへの指導、④事故やクレームへの対応、などが主な業務になります。


  出庫の時は運行管理者が点呼を行い、事故に気を付ける様にいったり昨日クレームが有ったので注意する様言うのは、④の指導項目になる様です。


  タクシー運行管理者になる方法は2つあり、1つは1つ目の方法は、毎年3月と8月に開催される国家試験に合格する事になりますが、受験するためには⓵運行管理に関する実務経験が1年以上ある、②国土交通大臣によって認定された講習実施機関で行われる基礎講習を修了していることが必須になります。


  2つ目は5年以上の実務経験が必要でそれに加え5回以上の講習を受ける事が必要です。


  因みに、タクシー乗員が「内勤」のなり運気管理者になり事が結構ある様です、このぐログで書いた事が有るどっかのタクシ会社紹介会社の代表もこのパターンですが、この会社「地理試験」の教室も持っているので、要らぬ心配ですが地理試験講座どうするんでしょう?(笑)


  話が飛んで申し訳りませんが本題に戻ると、ライドシェアドライバーの条件は20歳以上、70歳未満の普通免許もしくは二種免許を持つ人に限定し、タクシー会社とパートなどの雇用契約を結ぶそうです。


  政府はタクシー会社以外の企業に参入を認める「全面解禁」については、今年6月に向けて考えをまとめる方針で、業界団体としてはそれまでに成果を示したい考えだそうです。


  ここで自分のエッジを立て物を見るのが悪い癖で、今回はライドシェアはアプリでの配車になりますが、今1番手の配車アプリは川鍋氏が会長職を務める「GO」なので、ライドシェアアプリ提供に1番近いのがGOになると思いますが。


  ライドシェア解禁で転んでもタダで起きない人が川鍋氏で草。



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