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タクシー乗務員は何故集まらないのか?

 今回は「タクシー乗務員は何故集まらないのか?」を行と思います。


  とりま、2020年のコロナ禍以降タクシー乗務員は減少の道を辿り、今ではコロナ禍根以前の8割程度まで少なくなっている事はメディアなどで報道されているのでご存じの方も多いと思います。


  この乗務員現象は今のタクシー不足につながりますが、自分はこれにはエッジが付いた見方をしています。このタクシー不足を菅元首相が「ライドシェア導入」の口火を切り、来年には限定的にライドシェアを認める様な動きが出てきています。


  この動きに対し、全国ハイ・タク連は反対と思いきや、半ば諦めムードで、規制改革協議に5項目の要求を行いました。


  この5項目は「ライドシェア反対の5項目」ではなく、現在のタクシー乗務員になる為のハードルを下げれば、「乗務員は集まるんじゃネ」で、ライドシェアで現在のタククシー不足を補うのではなく、あくまでタクシー乗務員を増やす事が狙いの様です。


  なので、政府はライドシェアを解禁してタクシー不足を解消する、タクシー会社サイドはあくまでたあクシー乗務員をふやしてタクシー不足を解消する、とタクシ乗務員不足の両者の意見は、以前からある「ライドシェア解禁」論まで話が及びました。(笑)


  では、タクシー会社は「乗務員を増やす」ため何を行っていたのかが疑問で(笑)。タクシー業界では、「これまでの採用手法では乗務員の確保が難しいことが課題」となっているのは、身に染みてかっていると思いますが、現在の乗務員の不足は深刻です。


 その一因として代表的な事では、歩合制が採用されていることが挙げられ、「未経験者が安定的な収入を得られるか」が代表的な例だと思います。又、「未経験なのに利用者を拾えるのか、スムーズに目的地まで到着できるのか」といった不安も、乗務員になることを希望できない原因なのではないかと自分は考えます。


 今迄スーツを着ていたサラリーマンが、1ヵ月程度で2種免許を取り、10日間の法定研修や同乗研修を終えて、タクシー乗務員としてデビューして安定した収入を得る事を無理ゲーと考えるのは当然で、尚更、道を知らないと来れば、不安倍増になると思います。


 コロナ禍でタクシー業界を去った人も、新人の様な心配は有りませんが、「経験者が今の歩合給制度で安定的な収入を得られない」事は見に染みて分かっているので、運賃改定が行われ営収が増えたと言っても、安定的な収入には結びつきません。


 タクシー業界における乗務員確保の課題を解決するには、採用手法や研修体制を見直すことが重要だとの意見もある様ですが、何日研修を行えば良いいのか?今までの採用ホームページや求人サイトでの求人スタイルをどの様にするのか、が肝になり、残念ながらその結果は無い様です。(笑)


 ・・・・・・現在の歩合給制度で安心して働ける労働環境を作る事が必要だと思います。誰もが有る程度満足できるA賃の方が現在主流のB賃より良い様な気がしますがネ・・・・・



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