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神奈川版ライドシェアは・・・・結果、夜だけ

今回は「神奈川版ライドシェアは・・・・結果、夜だけ」を書こうと思います。


 とりま、一般のドライバーが自分の車などを使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」が、各地で深刻化するタクシー不足の対策として、いま解禁をめぐる議論が活発になっていまる様です。


こうした中、神奈川県はまず夜間のタクシー不足が懸念される三浦市での導入に向けて本格的な検討を始めました様です。


  ですが、一概に「ライドシェア」と言っても、海外のウーバーなどとは程遠く、テレビ・全国紙などが報じる「ライドシェア」の多くは、「事業者協力型自家用有償旅客運送」のバリエーションに過ぎないことが大半みたいで、多くは、運行管理・車両整備や講習、事故時の補償制度の提供などをタクシー事業者にいてくする事になるので・・・・・・ライドシェアではなく、「ソフトライド」の様になっているのが、今のライドシェア解禁の動きの様です。(笑)


  「活力ある地方を創る首長の会」は提言を出し、提言内容の要旨は、現行の自家用有償旅客運送制度のさらなる規制緩和を目指すもので、①タクシーが不足する時間帯、場所②交通空白地以外での運用③運送対価の制限の撤廃、などが骨子になる様で、ドライバーについては、大臣認定講習を受講した普通1種免許保持者とされ、必ずしも2種免許を取得している必要はないとし、運行管理・車両整備や講習、事故時の補償制度の提供などはバス・タクシー事業者への委託を想定しているなので、正にソフトライドです。


  自分が、常々、本当にタクシー不足がしているのかは、①に記載されていて、要は、いつタクシーが不足するか?で、逆に読めば1日中タクシーが不足してるとは読めなくも有りません。


  マグロの水揚げなどで知られる観光地・三崎港近くの街の人たちに聞くと、夜間のタクシー不足を訴える声が次々と上がっているそうで、地元の人は、夜間のタクシーの台数は少ないと述べ、その為、なるべくみんな急いで、電車やバスで帰れるような時間帯に地元に帰ってくる人が多いという事の様です。


  三崎港周辺は飲食店もみんな午後7時、午後8時で終わっるそうで、タクシー会社に電話した時は、「いま予約が入っているから1時間後に」とか「30分後に」と言われる事が多いそうです。


  現在三浦市で稼働するタクシーは、京急三崎タクシーと株式会社と有限会社いづみタクシー 三崎営業所事務所の2つで、合計台数は全部で35台だそうです。・・・・・少なっ


  神奈川県は三浦市での導入を目指すために検討会議を設置し、1020日に開かれた初めての会合には、県や関東運輸局、市内のタクシー会社の担当者などが参加したそうで、黒岩祐治知事が、導入に向け相当な意欲を示したそうで・・・・・文春砲が前回の選挙選の終盤に暴露した、過去の11年間続いた不倫の汚名挽回?(笑)


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 会議では県独自のライドシェアとして、地元のタクシー会社に、一般ドライバーへの研修や運行管理などを担ってもらうことで安全性を確保する手法を検討していることが説明されたそうですが、「いづみタクシー」は、「このライドシェアの案は、タクシー会社がドライバーを雇用するのか、委託するのか、それとも業務自体を委託されるのか、内容によってイメージも感覚も全然違うので、そこがないと感想も言えない、とコメントし」、「県タクシー協会」は、「どの程度の需要があるか分析することが大前提だ。現場の意見をよく聞いて検討してほしい」、「京急三崎タクシー」は「タクシーの運転に必要な2種免許を持ってない人を管理するにあたって、あまりにも私たちの責任が大きくなるということが非常に気になる」とし、3者とも余り乗り気では無い様なコメントを出しています。(笑)・・・・赤字なっかりで草。


  知事は、事前の根回しもなく大風呂敷を広げた様で草。


 ですが一方で、三崎港近くにある飲食店街からはライドシェアの導入に期待を寄せる声も上がっている事も事実な様で、ライドシェアが安全性の担保を前提に導入されれば、観光客を中心に客足がもっと伸びて、地域の活性化にもつながる可能性があると考えているそうで、少し短絡な思考の様で、県は、対象地域は三浦市時間帯は夜間のみと、それぞれ限定する方針で、今後は具体的な運用方法についてさらに議論を重ね、ライドシェアを実現させることで地域の活性化につなげたいとしているそうです。


  要は、前記した様に、夜間のみのソフトライドが神奈川版ライドシェアです


夜間のみの営業って、何時から何時までが分からなくて草。


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