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国交省、個人タクシー、80歳まで容認

 今回は「国交省、個人タクシー、80歳まで容認」を書こうと思います。


  とりま、個人タクシーの年齢制限が有る事はご存じでしょうか?本来、個人タクシーは自営業なので年齢制限は無く、 個人タクシーの方は定年という考え方はないですが個人タクシーの営業で必要な事業許可の更新が75歳以降はできないので個人タクシ―は75歳で定年となります。


 なので、現在の個人タクシーの年齢の上限は75歳という事になります。法人の場合は、65歳を定年とし、その後1年更新をして75歳まで働ける環境を用意している会社が多い様ですが、タクシー業界はどこも運転手不足なので、大手には75歳といった最終定年がりますが、中小は本人が希望し、長年、無事故無違反の優良ドライバーなら80歳をすぎても乗務させる会社は結構あるそうで、大手で75歳を迎えた運転手は優良ドライバーが多いので、大手を退職したあと中小の法人タクシーに移っていく事も有るそうです。


  なので、現在は人口がおおむね30万人以上の地域で、原則、法人・個人を問わず75歳まで営業できる事になっています。


  ですが、新たに80歳までの個人営業=個人タクシーを認める区域を、改正通達の施行後、国の出先機関が指定するそうです。


  ですが、営業するには、個人タクシーの経験が1年以上あることを条件とし、安全確保のため、75歳以上の場合は、体調面などを地域の法人事業者がチェックするそうです。


  えっ!法人タクシー事業者が個人タクシー事業者の体調面をチェック?(笑)


 この定年を80歳に延長する事は都市部から過疎地などへのUターンやIターンを想定しているそうです。


 これでは、「よし、75歳になったから地元に戻ってもう1度個タクをするか」・・・・です。現在、高齢者の事故が度々報じられていて、高齢者の免許返納の機運が高まっているのに、個タクの定年を伸ばすのはどうなんでしょう?又、地理試験はどうするんでしょう?(笑)


 タクシーを運転している人も、ただ単に自動車を運転している人も75歳という年齢は同じです。それが、過疎地だからと言って個タクの定年を80歳に引き上げるのはいかがなものでしょう?ならば、過疎地に限らず全国一律に80歳に引き上げるのが理にかなっている様に思いますが、どうなんでしょう?


要は、過疎地だから定年を80歳に引き上げる根拠が運転者不足なら、都会でも現在は運転手不足うなので、法人の定年75歳の慣習をどうにかするのが先決の様な気がしますが?いっそ、法人タクシーの乗務員の定年を80歳にしては?・・・・・80歳のタクシー乗務員・・・・個人・法人問わず怖さ倍増ですが(笑)



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