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お寺タクシー

 今回は「お寺タクシー」」を書こうと思います。


  とりま、タクシー乗務員が車内で話す事がNGとされている事に、宗教やプロ野球に関することなど個人の趣味嗜好に関する事は基本的にNGとされています。当然、乗客と乗務員の好みのサッカーチームや野球チームが異なる事も有り、宗教も当然違う事がままあります。


  特に宗教はNG具合が相当高い様な気がします。なんせ日本国憲法で定められたルールでは、憲法20条は、1項で「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」と、3項で「国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。」 と定めているので、非常にシビアな問題だ彼の様な気がしますが?


  横浜の乗務員の方なら、市営地下鉄の吉野町に有る「大山ねずの神」と呼ばれている宗教が有り、吉野町近隣は大山ねずの信者であふれかえっている事を見た人は多いと思います。


  「大山ねずの神」は通称で、正式には「大山ねずの命神示教会」と言うそうです。少しブラックな話になりますが、週刊新潮によると、1975に女性信者が、教団幹部から乱暴され、被害を相談した教祖からもわいせつ行為を受けたとして、幹部と教祖はともに不法監禁などで検察庁へ送検されるましたが、のちに不起訴処分となった様で、この話は教祖がわいせつ行為を行った事として、かなりの数の横浜市民が知っている事だと思います。自分も昔どっかで聞いた覚えがあります。(笑)


  日本での仏教は13の宗派に分かれているそうで、またそれぞれの分派も含めると56派にもなるとされているそうです。で、「真宗」と言うとどの宗教を思い浮かべます?


  「真」と言う字が付いている仏教は、「浄土真宗」と空海(弘法大師)の「真言宗」が有り、単に「真宗」と言われても、「浄土真宗」?「真言宗」?状態になります。始祖は前者は親鸞、後者は空海=弘法大師です。


  因みに、横浜の初詣で参拝数が多い「川崎大師」は「真言宗」智山派の寺院になっています。母が川崎大師の信徒会員だったので、毎年2月23日に行われる節分会(せつぶんえ(せつぶんえ)と言う豆まきに半ば強制的に参加していました。その豆まきの節分会に参加するためには・・・・・当然自分は払っていませんが10万円でした。亡くなった母が払っていました。


  こんな愚にも付かない話、タクシー乗務員から聞いていい気分しますか?いいはずないのでは?なので宗教に関する話題はNOです。


  で、真宗の宗教法人證大寺(真宗大谷派・東本願寺・浄土真宗・・・の意味がが分からなくて(笑)ですが後期高齢者を引きこもりにさせない「お寺タクシー」のサービスを202398()より開始したそうです。・・・・へ~(笑)


 この問題を解決する手段として、お寺が檀家向けに「お寺タクシー」をスタートさせて、月に1度、自宅からお寺まで送迎し、お寺では僧侶がお茶を飲みながら1時間ほど日頃の悩みを傾聴したり、お寺を居場所とした認知症予防の講座などの取り組みを通して後期高齢者の引きこもりを防ぎ、認知症予防などの問題解決に向けるサービス?だそうです。


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 因みに、街でよく見るコンビニの数より寺院の数の方が多いそうです。


  費用は生涯無料で、寺の檀家であればどなたでも利用出来るそうで、この寺院なかなか進んでいる様で、寺のLINE公式アカウントからの申し込みも可能だそうで、「お寺タクシー」は商標登録出願中だそうです。寺に公式ラインの公式アカウント・・・・(笑)



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