〇〇総研
今回は「昨日の続き・・・・・です。」を書こうと思いました。
昨日は、ある「マーケティング・リサーチ(市場環境分析)」、「コンサルティング」、「プロモーション支援」、「出版」を行う「〇〇総研」と言う会社が行った「タクシー配車アプリに関する利用実態調査」の結果の事を書きました。
この調査は、東京都・大阪府・愛知県に住む15〜79歳の男女1万7,809人を対象に、インターネットで実施したものだった様です。
結果、利用したことのあるタクシー配車アプリについて尋ねたところ、3都府県すべてで「GO」が1位のだった様で、東京都と愛知県は「Uber Taxi」(40.0%)が2位でしたが、大阪府では「DiDi」(37.0%)が2位となったヨ様で、「S.RIDE」を利用したことがある人は、東京都が愛知県・大阪府よりもそれぞれ10ポイント以上多かったそうです。
この結果を見るGOはと、東京61%、愛知51%、大阪63%なので平均58.3%になります。素直に読むと調査対象の17,809人×58.3%≓10,382人がGOを使用したと読めなくも有りません。
配車アプリを利用したきっかけは、「予約や決済などの手続きが簡単だから」(46.9%)が最も多くて、僅差で「目的地をアプリやWeb内で事前に指定でき、車内でのやりとりがスムーズになるから」(45.9%)が続いた。「道路で手を挙げて乗る『流し』では捕まらなくなったから」は39.4%の結果だった様です。
なので、此処も素直に調査対象の17,809人に利用目的の割合を乗ずると・・・結果が出てそれなりの人数になります。
ここまでは非常に素直に物事を見る人の考えで、問題はこの調査アンケートに調査対象の17,809人の内何人が回答したかです。すべての人が回答したなら、そこそこの信頼性は有ると思いますが、この調査では、調査対象の17,809人の内回答したのは・・・・・・前記した各3都府県で「配車アプリを利用した事が有る100人」の結果になるので、素直に読むと回答率は100人÷17,890人≓0.55%になります。
なので、各3都府県で「配車アプリを利用した事が有る100人」の結果を。恰も17,809人の結果の様に発表する気が?で、ってか「総研」を名乗る資格が有るのか?マークが付きます。
又、配車アプリを利用したきっかけは、数字は別としてある程度予想は付きますが、100人の回答なので数字にはここも?マークが付きます。
今回の結果を見ると、東京で「Uber Taxi」頑張っているジャンと思いますが、果たして0.55%の100人の調査結果なのでどうなんでしょう?・・・・信用に足りる調査結果でしょうか?
大阪や愛知の関西圏は別にしても、東京でS・TIDEが配車アプリ中第4位とは到底思えません。ベつに自分はS・RIDE押しでは有りませんが、怪しさ満点のここ〇〇総研の調査結果です。敢えてこの会社の名前は出しませんが、この手の調査結果は、有効回答率を公表するのがフェアな様な気がします、どうです?