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MaaSの認知度

 今回は「MaaSの認知度」を書こうと思います。


都心で生活しているとMassって何?と実感が湧かないのは自分だけでしょうか?(笑)


  一時、この業界だけかもしれませんが「MaaS」という言葉が盛んに使用されていました。国交省はMobility as a Serviceの頭文字を取ってMaaSとしていて、直訳すると「サービスとしての移動性」になるのでしょうか?・・・・分かりまへんけど(笑)


  一般的に「MaaS」とは、国交省が言うには「地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス」の事を指すそうです。


  このトリップ単位とは、元はパーソントリップ調査と言って、昭和42年に広島都市圏で大規模に実施されて以来、既に30年を超える実績を日本各地で積み重ねていて、「一定の調査対象地域内において「人の動き」(パーソントリップ)を調べる」調査=PT調査が元になる様です。


  例えば、自宅から勤務先までの移動を「出勤」という一つの「目的」を達成するためのトリップと捉える場合は、この一連の移動をリンクトトリップ=目的トリップと言います。


 他方、徒歩・バス・鉄道・徒歩による各トリップは、一つの「交通手段」による移動を単位としており、これをアンリンクトトリップ(手段トリップ)と言います。


 つまり、上記した様に徒歩・バス・鉄道・徒歩、の4つの移動手段を使うと1リンクトトリップ=通勤1つの目的が4アンリンクトトリップ徒歩・バス・鉄道・徒歩=4つの手段で構成されていることになります。


  前記した例は出勤でしたが旅行や出張も同じで、目的地が異なるだけなので「Mass」 はその目的地までの複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスの事を指す様です。


  聞けば簡単な事ですが、「Massを説明してみ」と言われたら(>_<)な顔になるのではないでしょうか?


  リサーチを軸に人のモバイルビジネスの成功に向けた企画から実行の支援をしているMMD研究所は、2023117日に「移動におけるサービス(MaaS)に関する調査」の結果を発表して、その対象は18歳~69歳の男女1万人で、調査期間は2022125日~127日だった様です。


  結果、「MaaS」の言葉の認知を聞いたところ、「内容まで理解している」­­=認知と「内容まではよくわからないが言葉は聞いたことがある」の合算割合)は18.3%だった様で、内容理解は5.9%。年代別で見ると、認知は20代が24.9%、10代が23.8%、30代が22.0%となった様です。


  要は、MASSの理解度は約6%だった様で草。


  1番多く利用しているMassのサービスは・・・・・マップナビが46.2%と約半数の人が使用している様で、聞いてみるとですよネ~(笑)


  タクシーの配車アプリやシェアサイクル相乗りタクシーもMassに入るので、マップ・ナビゲーションは「鉄道やバスの乗り換えがスムーズになった」、タクシー配車アプリは「思い立った時にすぐ予約できた」、カーシェアとシェアサイクルは「行動範囲が広がった」、シェアパーキングは「時短につながった」、相乗りサービスは「交通費が安くなった」がそれぞれ最多となった様です。


  マップ・ナビゲーションは「アプリやサービスが使いやすい」、タクシー配車アプリ、カーシェア、シェアサイクル、シェアパーキング、相乗りサービスは「公共交通機関を使うよりも料金が安い」がそれぞれ最多で、シェアサイクルは「乗り捨てできる」が同率で最多となった様です。


  過疎地ではMassを使った実証実験が度々行われている様ですが、都心のMassとは何か違うような感じがします。


  今回の話もほゞほゞ興味が無いと思われるので・・・・・しょもナっ草



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