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累進歩合と積算歩合の比較・・・・パート?位書いたヲ

 今回は「累進歩合と積算歩合の比較」を書こうと思います。


  再三にわたって累進歩合と積算歩合の事を書いてきましたが、あるタクシー業紹介会社は今一つ分かってい無い様なので(笑)なので、しつこい様なので今回はグラフを混ぜて書きたいと思って草。


  とりま、積算歩合給制は、運賃収入等をいくつかに区分して、区分ごとに歩率を変え、歩合給を計算します。今回は、営収45万円から155万円までを、45万円を歩率45%とし、営収が55万円以下は50%、60万円~70万円未満は55%、70万円~75万円までは61%、それ以降は営収が10万円上がるごとに歩率が1%上がる様に計算しました。


  結果、営収が155万円では歩率が68%になりました。


  で、155万円では歩率が68%になるので、155万円×68%=1,054,000円になると思った方は・・・・甘い(笑)


  前記した様に積算歩合は区分して歩率を掛け合わせて決めるので、例えば営収50万円の時は、


450,000円×45%+(500,000円―450,000円)×50%となるので給料は227,500円になるので、500,000円×50%=250,000円より250,000円―227,500円=22,500円安くなり、歩率は45.5%になります。


  この様に計算すると、歩率60%に最低営収70万円では営収は420,000円になりますが、積算歩率で計算すると、337,500円になり歩率は48.2%になります。


  この調子で営収155万円の給料を計算すると・・・・・884,500円になります。


  仮にこれが最高歩率60%の累進歩率なら155万円×60%=930,000円になります。


 累進積算.png


 添付したグラフの赤い線は「累進歩合給」で青い線は「積算歩合給」になりま、黒い線は営収×歩率(45%68%)迄を計算して視覚化したグラフになり、ご覧の様に赤い線の累進歩合の様に「段差」が有るのでこれもまた累進歩合になります。


  なので、冒頭の困ったちゃん系の職業紹介所に社長が言っている歩合の「斜めの線」はおそらくですがほゞほゞ積算歩合でしか計算出来ないはずです。


  この社長、言いたい放題でタクシーの給料体系を説明できるのは自分だけと動画では述べていて、ある時点を超えると斜めの線の歩率が階段の歩率を超えると言っていまいたが、噴飯もので(笑)


  青天井で斜めの歩率だと青天井で歩率が上がると言っていましたが、それは黒い線の階段が有る累進歩率で(笑)


  ・・・・・もう少しお勉強しましょうネde草。(^_-)-



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