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東京タクシー運賃改定で、初乗距離短縮運賃

 今回は「東京タクシー運賃改定で、初乗距離短縮運賃」を書こうと思います。


  とりま、何度か東京特別区・武三地区の運賃が改定された事を書きました。普通車では1,096mで500円、爾後料金は255mで100円、時間併用料金は90秒で100円になりました。


  ですが、改定前も改定後も「初乗距離短縮料金」が定められていた様で、改定前と後では、ABCD,と定められていて、一番安い下限運賃は改定前は、801m310円、爾後運賃は251mで80円、時間併用料金は90秒で80円だった様です。


  それが料金改定後は、初乗り825mで370円、爾後料金は271mで100円、時間距離併用料金は100秒で100円になります。


  なので距離短縮を行っていないタクシーの初乗り料金の500円と比べると、370円+{(1055m⁻825m)÷271)×100/m450円になり、同じ1,055mの距離では50円安くなります。現実、公定幅運賃ではこの初乗り短縮のタクシーの下限運賃が一番安価な事になり、爾後料金の距離も、時間併用も長くなるので長く乗っても安くなります。


  一番高いA運賃では、初乗り841mで400円、爾後料金は255mで100円、時間距離併用料金は96秒で100円になるので、400円+{(1055⁻841m)÷255)×100/m480円になるので、一番高いA運賃でも同じ1,055mを走っても初乗距離短縮運賃の方が安くなります。


  因みにA~Dまでの初乗短縮運賃は、順に400円、390円、380円、370円になっています。固定幅運賃ですが現在の普通車は1,055mで500円になるので、500円÷1055m=0.4739・・・円/mになるので、仮に初乗の距離を800mとして爾後の距離を255mとすると、0.479/m×800m400円、爾後料金は1,055m⁻800m=255mになるので、100円÷255m×250m=98円になるので、初乗料金と合計すると498円≓500円になり、ほゞほゞ500円です。


  なので、初乗短縮のA運賃は通常のタクシー運賃と変わらない事になります。


  なので、公定幅運賃外で運行しているロイヤルリムジングループ以外で、初乗料金400円を謳っているタクシーは、普通のタクシーの500円と料金は変わりませんが、下限運賃を謳っている370円は初乗短縮以外の普通の1,055mで500円のタクシーより安い事になります。


  因みに、このブログで何回か書いた事が有る、東京のエコシステムは相も変わらず初乗短縮のD運賃の825mで370円の様です。



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