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FFタクシー

 今回は「FFタクシー」を書こうと思います。


  先ず、FFとは前輪駆動車の事では有りません・・・草


  では、このFFタクシーとは2020年に開催される予定だった東京五輪に向けて全国ハイヤー・タクシー連合会が策定された「訪日外国人向けタクシーサービス向上アクションプラン」の中に記載されています。(古)


  でこれは何かと言うとその名の通り「訪日外国人向けタクシーサービス」に向けた者になります、要は、母国と同じタクシー・ハイヤー利用環境づくりの、① 日本の配車アプリの多言語化の普及促進、② 海外タクシー配車アプリとの相互利用。


 と、言葉の不安解消の「外国語接遇ができるドライバーの採用促進」になっています。


  現在、外国語接遇ができるドライバーの認定制度はかなりある様で、千葉県では外国人対応研修実施例している様です。


  東京の認定制度はTSTiE(タスティー)ドライバー認定制度という物が有る様で、平成27年から実施している様で、①条件は東京シティガイド検定を合格する、②ユニバーサルドライバー研修を受講し、終了している、③東京観光タクシードライバー認定研修を終了している、④TOEIC600点程度以上の英会話能力を有している、事が大まかな条件の様です。


  このTSTiE(タスティー)とは、「Tokyo Sightseeing Taxi in English」の略語で、「英語による東京観光タクシー」を意味する言葉です。・・・・英語版観光タクシーです。草


  西の大阪にもインターナショナルビジターズタクシーと言う制度が有りこれは、近畿運輸局、大阪観光局、大阪国際交流センター、タクシー事業者団体、タクシーセンター等による「大阪インターナショナルタクシー創設委員会」が企画したサービスで、英語で大阪の観光案内ができるドライバーが外国人観光客をもてなししていて、古い数字ですが平成29年3月末現在、下記の要件を満たす乗務員が51名認定されています。


  外国語能力及び観光知識を有したタクシー運転者の認定基準等規程では、外国語能力について、英語については、公益財団法人日本英語検定協会の2級程度の資格を有する者若しくは同等レベルの日常会話が可能な者で事業者又は団体支部が認めた者、中国語については、一般社団法人日本青少年育成協会の3級程度の資格を有する者若しくは同等レベルの日常会話が可能な者で事業者又は団体支部が認めた者、韓国語については、公益財団法人韓国教育財団の3級程度の資格を有する者若しくは同等レベルの日常会話が可能な者で事業者又は団体支部が認めた者だそうで、英検2級、中国語、韓国語検定3級な様です。


  ここでやっとFFタクシーが出て来ますが、FFは「フォーリンフレンドリー」の略で京都で採用されていて、 国土交通省+京都市+タクシー業界が連携して誕生させたタクシーで、要は、訪日外国人優先タクシーのことで、専用乗り場はは京都駅前に設置されていて20163月に誕生した様なので結構古くから有る乗り場の様うです。


 フレンドリー.png


 基本、外国人の優先利用が原則ですが、スーツケースを持ってる人、車いす・ベビーカー等を使っている人、妊娠している人であれば日本人でも利用することが可能な様で、乗務するのは接遇や外国語研修を経た認定済みドライバーだそうです。


  下の画像は上の左か乗務員者証・腕章・マグネット式の車両ステッカー・ステッカーになっているそうです。


フレンドリータクシー.png



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