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カゴタク

 今回は「カゴタク」を書こうと思います。


  とりま、このカゴタクのカゴはおそらく漢字の「籠」から来ている様な気がします。そうだとすると、タクシー乗務員を「駕籠かき」という蔑称を想像してしまいます。WWW


  これは、シェアネクスト株式会社という会社が、民間搬送・救急搬送の介護タクシー配車サービスの名称になります。


  この会社の「カゴカキ」のページを見ると、住所が東京都中央区銀座1-15-4銀座一丁目ビルとなっていて、URLhttps://sharenext.jpで、そのアドレスで開くページは設立が20177月で所在地が 東京都中央区銀座1-15-4と同じ不動さん会社のページになり、業務内容は、不動産リノベーション、インテリアコーデ、物件撮影、物件映像制作となっていて、どこのも介護タクシーが見当たりません。


  要は、リノベ不動産会社の様です・・・・WHY


  で、本題の「カゴタク」は、カゴタクのホームページには、サービス概要として、「民間救急搬送車で


お客様を安全に送迎いたします。」となっています。


  が、介護タクシーも行っている様で、目的地に応じた移動をより気軽に、快適に、自由に行える柔軟なサービスとして「カゴタク」を開発し、共に成長を志していただける介護タクシーのパートナー事業者様を3社募集している様です。


  自分が気になったのは「救急搬送」の部分です。これは、民間救急を指す様ですが、救急には民間救急と119番救急が有る様で、119番は所謂消防署の消防救急で、自ずと民間は民間が運営している救急車になります。


  両者には決定的に違う事があり、消防救急は、緊急性の高い疾患や外傷を負った方への公的救急機関で、日本全国、電話で119番通報すると、直ちに現場へ直行し費用は無料です。


  民間救急は、緊急性の少ない方の転院・入退院、社会福祉施設等の送迎などに移動手段を提供するサービスで、費用は自己負担となり、かなり厳しい制限を受ける様で、①医療行為を行うことはできない。


②救急走行ができない。③緊急事態に対応するものではない。④利用時間・距離等に応じた料金がかかる。⑤依頼者の指定場所に患者を搬送する。などが有るので、原則赤灯の緊急走行は出来ません。


  又、民間救急を許される条件もかなり厳しく、①国土交通省の許可および消防庁からの認可を受けた業者、②消防署が交付する「患者等搬送事業適任証」を受けた乗組員が乗車、③消毒や衛生管理が定められた要件を満たしている、④寝台車の場合、2名以上の適任証を受けた乗務員が必要、など結構、資格取得面ではハードルが高い感じです。


  ですが、医師や救命士、看護師が同乗すればる医療処置を行いながら患者を移送することも可能ですが、赤灯を回しながらの緊急走行は出来ません。


  なので、民間救急は救急では無く医師や看護師が同乗しない限り医療行為も行えないので、単なる大型の「福祉タクシー」の様な気がしますけどどうなんでしょうか?


  料金に関しては、各民間救急事業者より料金設定が違う様で、さらに追加で加算されるのが、基本介助料=ケアチャージや機材の貸出、階段など段差対応料、患者の体重が重い場合の人員追加など、自宅の状況や、患者様の医療処置などにより料金は一概に示すことが出来ない様です。


  民間救急事業者では、距離制、時間制を比較して高い方が採用されるそうで、距離制はタクシー料金と同じ様ですが、オプション料金がかかります。


 上の画像が横浜市の消防救急車、したが民間救急車です。


横浜市救急車.png


横浜市民間救急.png


 「カゴタク」から民間救急車・・・・・?で(笑)



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