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コロナ禍での適正車両数・東京・・・1万台オーバー(@_@)

 今回は「コロナ禍での適正車両数」を書こうと思います。

 新型コロナウイルス感染症の問題が2020年1月にクローズアップされて早くも1年9カ月が過ぎようとしています。この間、タクシー業界は急激な需要減少の波にのまれ、廃業に至った事業者も少なく無いようです。その為、コロナ禍におけるこうした急激な需要変動に対応すべく、国交省では臨時休車制度などを設けてきました。

 その一方で、改正タクシー適正化新法は極端な需要変動に対して機能できず、無条件に元の保有台数に戻すことが可能な通達一枚の方が事業者には歓迎されている様です。要は、規制により減車された数を減車前に戻す事になります。

 そうした中、全タク連は8月末までに出そろった各地方運輸局等の公示を基に134の準特定地域における適正車両数と増車可能枠の有無についてまとめました。

 出された適正車両数及び需給状況の判断結果は、2020年度の輸送実績を基にしているので、当然、コロナ禍の影響をもろに被っています。例年でも需給状況判断で増車可能枠が出ることは有りませんが、今回の判断結果でも当然ながら増車可能枠は全国で1地域も有りません。

 一方気になるのがコロナ禍による需要激減を反映した「適正車両数」です。結果、前年度以前に比べて大幅に落ち込んでいて、どの地域においても上限値、下限値ともに相当小さくなっているそうです。要は、コロナによる適正車輌数の減少&元の保有台数に戻したことで、適正車輌数と実在車の乖離が大きくなった事です。

 特に悲惨だなと思うのは東京都特別区・武三交通圏で、適正車両数上限値が1万3591両、下限値が1万2080両で、20年度末実在車両数は2万8138両で、上限値と期末実在車両数との乖離は1万4547両にも達しているそうです。

 なので、現在の需要=適正車両数下限値に対しては1万6058両が供給過剰で、結果的に見れば、現在は実在車両数の半数以下で足りるという事になります。

 換言すれば、現在の車両数は需要の約1万台オーバーという事にります。(*’ω’*)又、他の地域でも桁が違うだけで構造的には似たり寄ったりだそうです。

 当初は、「半年くらいで収まるんじゃネ」、と思っていた新型ロナですが、最近になって原因は分かりませんが、ワクチンの接種率も上がりコロナ禍の暗黒トンネルからようやく抜け出せそうな気配ですが、新たな変異株、寒くなったのでウイルスの活発化など気が抜けません。換言すると、ジョギングがマラソンになり、ついにはフルマラソンを通りこしてトライアスロンになった様です。(>_<)

 秋から冬にかけて第6波が来ない事を・・・・因みに、9月12日にワクチンの1回目を受けて来ました。・・・・遅!(@_@)

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