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いい乗客・嫌な乗客、いいドライバー・嫌なドライバーは表裏一体

 今回は「いい乗客・嫌な乗客、いいドライバー・嫌なドライバーは表裏一体」をかこうと思います。

 乗務員の自分ですが、自分でもいい乗客・嫌な乗客がるので、乗客の方でもいい乗務員ー・嫌な乗務員がいると思います。(>_<)

 私見ですが、恐らく多くのタクシー乗務員は、道を間違えてないか?、遠回りをしていないか?など、いつもひやひやしながら運転をしていると感じます。慣れひたしんだ道でもです。何故かと言うと、自分は「人生同じ日がないように、道も同じ日はない」事につく様な感じです。

 一方、乗客からしてもわざと遠回りしていないかと疑心暗鬼になるときもあるでしょう。稀に、「前に乗ったときと料金が違う」という指摘を受け疑いの目を向けられることがあります。これは、タクシーの料金形態を理解していない人が意外に多いと感じます。

 このブログにも何回と書いていますが、タクシー料金は距離だけではなく時間にもかかる「時間距離併用メーター」になります。したがって、同じルートを通っても渋滞や信号の影響などで必ずしも同じ料金にはなりません。

 タクシー会社に寄せられるクレームの多くが迂回と接客不遇に関する案件です。迂回はドライバーが道を見違えた場合や、料金がいつもと違うという理由でクレームとなる様で、また、接客不遇の内容は、「お詫びをしない」、「ルート確認をしない」、「言い訳をする」という内容が多い様です。とれもドライバーに非がある場面も多いと思いますが、そうならざる得ない場面があることも確かであります。

 乗務員が「ルート確認をしない」は論外で、自分は後のクレームを避けるためルート確認は行います。でも、「道が違う」とクレームを付けられる事が有り、こっちが「最初に確認したルートですが・・・」と言おうものなら、最悪の場合「言い訳をする」という内容のクレームが入る都が有ります。(@_@)

 マジ、最悪です。草

 タクシー乗務員には、は乗客を安全にかつ正確に目的地に送る義務がありますが、その安全にかつ正確に実践するには、乗務員の運転技術はもちろんですが、乗客から出す指示も大事な要素となります。

 代表的なのは、乗車するやいなや、「とりあえず行って」と「「真っすぐ」です。草。このように行き先を告げずに「とりあえず行って」、「真っすぐ」は意外に外に多く、中には「急いで」という言葉をつける乗客もいます。終いには「どこに行ってるの」クレームを受けることも有ります。ここで「最初の指示通りです」と言ったものなら『言い訳をする』というクレームも入りかねなません。

 当然、「行き先を告げてもらわないと困ります」と最初に尋ねますが、「とりあえず真っ直ぐ」の一言で返されると、それ以上聞くとクレームの上塗りになります。このような場合は、この様な乗客は咄嗟の指示が多くなり、急発進、急ブレーキ、急ハンドルという場面が増え、危険極まりない運転となります。

 自分は、言ってほしくない指示に「急いで」というワードが有ります。そのワードで乗務員の平常心は失われ危険運転につながる恐れが増します。急いでという指示が多いためか「乗客は急いでいるもの」と認識しているドライバーも数多く存在する様です。

 乗客から見ると、「安全な運転をする乗務員」と急いでと言われ「黄色信号を無視」してでも急ぐ乗務員と、どっちが良い乗務員に移るのでしょう?(@_@)。なので冒頭の、いい乗客・嫌な乗客、いいドライバー・嫌なドライバーは表裏一体になります。

 おそらくですが、自分が相手を嫌な奴と思っていると、相手も自部の事を嫌な奴と思っている様に感じます。要は、「合わない相手」という事です。草。要は乗客が「嫌なタクシー運転手」と感じていると、おそらく乗務員も「嫌な客」と思っているのではないしょうか?(@_@)

 なので、「真っすぐ」、「急いで」は乗務員は聞きたく無いワードです。(>_<)

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