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新横濱市長の危うさ

 今回は「新横濱市長の危うさ」を書こうと思います。

 既に横浜市の新市長が、山中竹春氏に決定してしまいました。・・・・立憲共産党もとい立憲民主党推の推薦を受けた候補者に決定で笑うに笑えません。草

 前市長の林氏は、IRの横浜誘致を表明して来て市民に誘致を訴え続けて来ました。林氏が2年前に決めたIR誘致への反発は強く、市民団体が誘致の是非を問う住民投票条例の制定を求めた署名活動では、20万筆近くが集まった様です。又、過去3回の市長選で林氏を支援した連合神奈川が

山中氏を推薦し、共産、社民も支援した事も響いた様です。

 私見ですが、スタバの入る様な豪華な市庁舎を作ったり、旧市庁舎跡地の旧庁舎を市は昨年9月、現市庁舎街区の活用事業者予定者に、三井不動産を代表とする企業グループが決定した、と発表して、今後、事業者と工期を含めて78年間の定期借地権設定契約を結び、建物は7667万5千円で譲渡した事が仇となった様な気がします。

 情報が公開されたのは昨年9月ですが、事業体を構成する企業のなかに星野リゾートが100%出資する子会社が名を連ねています。ゴシップ記事の様ですが、星野リゾートの星野佳路社長の奥さんは星野朝子さんという方で、いまは日産自動車の執行役副社長の様です。かつ逃亡犯のゴーン氏が直々に口説いて日産にリクルートした人物の様です。林市長より一回りほど若い様ですが、お互いによく知っている関係で、しかも、採用されたプランによれば、星野リゾートの子会社は、新たに建設するビルでホテル経営をやるわけではなく、すでに建っている築60年の行政棟をリノベーションして、レトロなホテルを経営するという計画で、ほとんどお金をかけずに最高の立地でホテルを経営する権利を手に入れた事になります。草

 これで林氏は最初から完全にOUTだった様に感じます。が、4選を目指した林氏は、いったんは自民党市連から多選などを理由に引退を促された様ですが、IRに期待する経済界の一部から要請されて立候補し、自民党市議の一部も支援しましたが、幅広い支持は得られなかった様です。

 小此木氏は選挙戦前半に至っても「IR・カジノ反対」を説明するのに必死の様で、背景には小此木氏が実は「IR・カジノ賛成」で、当選後は態度を豹変させるのではないかという市民の疑念が根底にあったことが有り、この疑念に対して十分な説明がなされなかったことがある様な気がします。決定的だったのは、「ハマのドン」が同じ「IR・カジノ反対」を掲げる小此木氏では無く、立憲共産党と揶揄される党の候補を推したこの様に感じます。小此木氏の父親の故小此木彦三郎氏とハマのドンとは相当近しいだったようで、小此木氏の名づけ親は・・・・ハマのドンで、前にも書きましたが、菅首相はその彦三郎氏の秘書でした。

 新市長になった山中竹春氏も話題にもなりませんでしたが、パワハラ疑惑、学歴詐称疑惑などが有りました。が、うまい事選挙戦の論点をIRの横浜誘致から、現下のコロナ感染にすり替えて当選した様です。

 今は「IRよりコロナでショ」作戦が上手くいった様で草が生えます。何れにしても、立憲共産党の首長となれば、多数のスキャンダルを報道される中で辞任して、「投げ出しだ」等の批判が相次いだ第28・29代の中田市長を思い浮かべます。WWW

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