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電動キックボード、ついに歩行者に激突し逃走ご逮捕

 今回は「電動キックボード、ついに歩行者に激突し逃走ご逮捕」を書こうと思います。

 ご存じの方もいると思いますが、は先月、大阪・中央区の歩道でモーターで走る「電動キックボード」が歩いていた48歳の女性に後ろからぶつかる事故があり、女性は頸椎を骨折する事故が有った様です。

 警察は4日までに住所不定・無職の容疑者(30)をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。又、電動キックボードのひき逃げで利用者が摘発されるのは極めて異例の事の様です。詳細は、2人乗りした電動キックボードが歩道で歩行者に背後から衝突し、首の骨を折る重症を負わせて逃亡したそうで、目撃者情報や監視カメラの映像などで捜査したのだろう。犯人逮捕となったそです。


 自分も何回か電動キックボードの事を書いた事が有りますが、「やっぱりナ~」です。抑々、ナンバーの付いていない電動キックボードは公道を走っているだけで違反になります。原付に区分されるため、免許を持っていなければその場で無免許運転になります。仮に免許を持っていなかったとしても、自賠責保険に加入していないことで1年以内の懲役か50万円以下の罰金になる様です。

 自分はテレビを見ませんが、女房に言わせるとTVニュースでは、もはや普通に街中を走っているそうです。実際、ネット通販を見ると今や電動キックボードは人気商品で、たくさんの中国製品が並ぶ。安価タイプなら1万9800円。5万円も出せば今回の事故を起こした最高速30km/hくらい出る製品が買えてしまうそうです。そして電動キックボード、基本的にブレーキは付いてません。

 電動キックボードには、前輪駆動と後輪駆動の物が有る様で、前輪駆動のタイプであれば、前輪は回生制動ブレーキが装着差rているどうですが、安価な製品だとそれすらないそうです。後輪は泥よけをタイヤに押しつけるタイプの減速装置しかついていないそうです。草

 一時話題になったによって販売されている電動立ち乗り二輪車のセグウェイも現在は電動キックボードを発売しています。2003年に現在の正規代理店セグウェイジャパンとは別の会社が、警察の許可を受けずに一般公道を走行した事案が有り、警視庁はこの会社の経営者を書類送検し、セグウェイは整備不良と判断された様です。なので、現在日本でセグウェイは、アメリカのように自由には乗れません。換言すると、エンジンやモーターの力で走るパーソナルモビリティは、ナンバーがないと公道を走れないと法律で決まっているからです。

 その為、公道でセグウェイに乗りたいというならば、小型の農業用トラクターなどと同じ小型特殊自動車のナンバープレートが必要で、さらに普通自動車または普通自動2輪免許もいるようです。

 話がずれましたが、街に電動キックボードが溢れた訳は、先月警察庁の検討会が電動キックボードの意見書を出しました。それによれば15km/h以下の電動キックボードであれば免許も登録も不要で自転車扱いにするような内容でした。この報道が流れてから事実上の電動キックボード解禁のような況になってしまっているようなので、この意見書が出た事で電動キックボードが街中でたくさん走るようなったんだ思います。非常に無責任の様な気がします。

 正式に言うと、警視庁に対して、産業競争力強化法に基づき、本年1月、事業者から経済産業大臣に新事業活動区域において貸し渡される電動キックボードに関する特例措置の要望書提出という事になります。

 これには実証実験も行われる様で、概要は、「道路交通法施行規則」の特例
1:小型特殊自動車と位置付けること
2:ヘルメットの着用を任意とすること
3:自転車道を通行できるようにすること
4:特例電動キックボードを押して歩いている者を歩行者とすること
になっている様です。

 この実証実験の中で、電動キックボードの定義が有りそれは、「特例電動キックボード」とは、 車体の大きさ及び構造等(最高速度15キロメートル毎時以下等)を定めた基準に該当し、かつ、認定を受けた新事業活動計画に従って貸し渡されているもので、同計画に記載された当該新事業活動を実施する区域内の道路を通行している電動キックボードのこと。とされています。

 この最高時速15㎞以下なら電動キックボードに該当しない=免許不要、ノーヘルOKに繋がった様な気がします。ですが、よく読んでみると、「・・・・貸し渡されているもので、同計画に記載された当該新事業活動を実施する区域内の道路を通行している・・・」となっているので自家用ではなく貸与の電動キックボードに該当する事は明らかです。

 それがどうゆう訳かはわかりませんが、今回の電動キックボードの事件に繋がった様です。

 大阪府では昨年から人身事故2件と物損事故5件を確認しているそうで、東京でも電動キックボードの不正走行は増えており、今後大きな社会問題になりそうです。要は今回の事件は、加害者は女性と2人乗りした電動キックボードで走行していて、そのまま歩行者と衝突したようだ。救護措置などは全く行わず逃げている事の様です。
セグウェイ.png

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