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どの様に入社するタクシー会社を選ぶか?

 今回は「どの様に入社するタクシー会社を選ぶか?」を書こうと思います。


 


  現任の乗務員の方が、勤務するタクシー会社を移る理由は様々だと思います。「会社への不満」、「反りが合わない乗務員がいる」、「不公平感」、「給料が極端に悪い」、「無線がない」、「チケットが使えない」、等々タクシー乗務員でしか分からない事が多々ある様です。


  なので、現任のタクシー乗務員は会社を移る時はその不満を解消できる勤務先を自らの意思で選定できる事になります。


  なので、現任者、経験者はおのずと自分に合いそうなタクシー会社を選ぶ事が出来ます。ですが、タクシーに初めて務める人の場合はどうなんでしょう?


  タクシー未経験者がタクシー会社に勤めようとする時、周りにタクシー乗務経験者がいれば聞けばある程度は分かりますが、いなった時はタクシー求職サイトやハローワークに行くことになります。


  どちらにせよ、タクシーの勤務の詳細は分からないと思います。自分の場合は、隔勤の意味、歩率しか説明が有りませんでした。況や、A賃、AB賃、オール歩合の説明なんてなく、「普通歩率50%だけど3ヵ月は54%」というだけの説明でした。草


  入社後、分かった事は今も勤めている会社はAB賃で、累進歩合で足切もその時知りました。要は、タクシーの事なんかまったく分からず、同乗研修も午前中の半日で後は、「行ってらっしぃ~」で草が生えます。


まして、乗務後に自分で洗車をする事や週1度シートカバー交換する事なんて全く知りませんでした。WWW


  最初の数ヵ月は、バスで通勤していた事も有り、勤務が終わってから始発のバスが出るまで長い時間が余りました。草。当時は、確か6時に起きで7時頃会社に付いて730分頃出庫していた様な気がします。なので、帰庫は430分頃で、洗車、納金が終わって着替えても530分にはすべての作業が終わっていた様な気がしますが、バスの始発は会社の近くのバス停では630分頃だったので約1時間位時間が有ったようだと思います。


  求人誌を見ていると、勤務しないと分からない事がほとんどの様で、「歩率」がよい例で、勤務してみないと、そもそも歩率の元になる「営収」を幾ら上げらるのが全く分からい状態なので無意味とまでは言いませんが、タクシー会社に初めて勤務する人には余り意味はない様な気がします。ま~歩率が良い事に違いは有りませんが、月に幾らの営収があげられるか分からない状態で「歩率」を論ずる意味はあまりない様な気がします。


  タクシー会社の乗務員になると、よくタクシーは勤務日数が月12日なので休みが多いので、好きな事を出来る、といった広告を目にしますが、明け番は休日ではなく「休息時間」と決められています。


  要は、タクシーの12日勤務は24日勤務なので、休日は6日なので週休2日より少ない事になります。体が慣れれば問題は無いと思いますが、朝に出庫して翌朝に帰庫する勤務体系は、やはり体には無理がかかります。そして、勤務後に車で通勤している人なら、時間はさほど問題にはならないでしょうが、電車やバスで時間をかけて通勤している人には、自宅と勤務先との距離や時間が問題になる様な気がします。


  勤務が終わって電車やバスで1時間かけて自宅まで帰る事は・・・・結構、苦痛の様な気がします。自分の勤務する会社には「熱海」から通勤している人もいて考えられませんが、それは人それぞれの考えが有るので何とも言えませんが・・・・・


  なので、何も業界の事が分からないで会社を選ぶ時は、「歩率」に固執する会社選定は止めた方が良いと思います。


  どんな会社に行っても、出来る奴は出来るし、出来ない奴はどんな会社に行ってもできません。雑にまとめると、タクシー乗務員は、経験、未経験を問わず「センス」と「運」の様な気がして、「運」は自分で呼び込む物で、換言すれば「ワンメーターの次はロング」と信じワンメーターでも腐らない事だと感じます。


  自分も同乗研修をした事は有りますが、センスがある奴はセンスがあるし、全くない奴はお話になりません。草。


  なので、最初に勤務するタクシー会社を選ぶ時は、自宅と会社との距離や時間も考慮する事が大事な様な気がしますので、入社後の給料保障や入社祝い金や歩率の事ばかり気にしない事だと思います。


  研修も有る会社が殆どの様ですが、大手の4社はそれなりに行っているのでしょうが、それ以外はどうなんでしょう?


  ってか、1週間程度の研修でタクシーの一体何が分かるのでしょう?。1週間で分かる程タクシー業界はそんな甘い業界でない事だけは確かです。



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昨年の年末2日間・・・

 今回は「昨年の年末2日間・・・」を書こうと思います。

 もう年も明けたので如何でもよい事ですが、昨年は年末の28日の月曜日と仕事納めの30日の水曜日が年末の出番になりました。

 28日は兎に角悲惨な結果で、乗車回数30回、走行距離230㎞、実車距離78㎞、実車率33.9%、営収はJUST・・・・4万円で涙がでます。草。日頃休んでいるせいでしょうか?。マジ、ナ~ンも記憶が無い位、泣かず飛ばずの1日でした。草。年末なので多少は期待していたのですが・・・・

 次の出番は最終の30日になるのですが、今日の事を思うと暗~くななってしまいました。悪い事は重なるもので、家に帰ってシャワーを浴びようとしたら・・・・水が出ません。(笑)。風呂は沸きますが水とシャワーが使えません。当然、キッチンやトイレなどの水も出ない状態です。

 次の日に水道局に連絡すると、「水道メータの針が回っているなら水道局の管轄では無い」と当然の回答です。草。業者に連絡してみてもらうと、キッチンの下で水道管が破裂?しているそうです。応急処置も出来ない状態の様で、年が明けた1月6日に来てもらって修理する事になりました。

 6日まで水無し生活?・・・洗濯やトイレは?。日頃から近所付き合いはしているといい事は有ります、隣家の人が外水栓からホースをひいて使ったら?と使用を申し出てくれました。喜。これでどうにか水無し生活はしなくてOKで年は越せます。

 水が出る事を喜んでいいかのか、水が出ない事を悲しむべきか分からないまま次の日出勤しました。草

 次の日はある程度遅い時間に忙しくなる事を期待して遅出です。草。朝1番に拾った客が「運転手さん、鶴見方面なんだけど、横浜公園から高速に乗ってくれる?」・・・と。「その後何か所か回ってもらうけど良い?」・・・・

 で、最初は鶴見の潮田、次が同じく鶴見の平安町、次が矢向、その後港北区の綱島、次が第3京浜の都築から横浜東口のそごう、最後は東口から首都高→横横の別所でthe end・・・デス。

 途中、電話している内容から見ると医者の様で、往診か薬を届けている様でした。結果、終わったのは12時半頃だったと思います。料金は、メーターで道路代込で約2万8千円です。

 其れから短いのを何本か拾って16時にはメーターで30,730円になっていました。イヤ~午前中のロングそれも超が付くロングは強烈で、気持ちに余裕が出ます。

 それからは「付け待ち」1本です。深夜メーターになってからのロングは「南万騎が原駅」と「川崎」駅で、両方とも付け待ちの客です。

 結果、乗車回数27回、走行距離230㎞、実車距離158㎞、実車率68%、営収・・・7万2030円になりました。業務を終わったのは定刻の6時より約4時間早い2時です。頑張れば8万円も見えましたが、「もういいや~勘弁してやる」で草が生えます。

 前の乗務が30回で4万円、今回は27回で7万2,000円。営収は回数じゃない事を改めて実感しました。

 忙しくて他の車が走り回っていると走りたくなる気持ちは分かりますし、自分もそうでした。今回全て付け待ちが出来たのは、なんといっても早い時間のロングが有り、気持ちに余裕が持てた事が原因だと思います。

 もしも早い時間にロングが無かったら、全て付け待ちは出来なかったと思います。早い時間にロングが無くても「付け待ち」をする勇気、又はその境地には自分は達していない様です。草

 要は、自分は未だ「半人前」です。(笑)

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