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JapanTaxiとDeNAのMOVが事業統合・・・だって。草

 今回は「JapanTaxi」とDeNA「MOV」が事業統合」を書こうと思います。

 日本交通ホールディングスとディー・エヌ・エー(DeNA)は2月4日、タクシー配車アプリに関連する事業を4月1日付で統合することに合意したことを発表しました。正に、「寝耳に水」・・・デス。草

 事業統合では、DeNAのMOV事業を「会社分割」の形で切り出し、日本交通HDの子会社であるJapanTaxiが承継する形態で実施される予定だそうです。DeNAはその対価としてJapanTaxiの新規発行株式(20万株)を取得し、日本交通HDと共に筆頭株主となる見通しの様です。

 持ち株比率は、日本交通ホールディングス38.17%、ディー・エヌ・エー38.17%、その他23.66%になる様です。

 JapanTaxiは2011年にアプリをリリースし、アプリのダウンロード数こそ2019年12月に900万を突破していますが、2019年5月期の業績は、売上収益が19億6400万円なのに対し、29億500万円の最終赤字となっています。一方のDeNAのMOV関連事業は、2019年3月期の時点で売上高は1億1300万円にとどまっています。

 前記した様に、日本交通ホールディングス38.17%、DeNA38.17%、その他23.66%になる様で、代表取締役会長は日交の川鍋氏、代表取締役社長はDeNAの常務執行役員がなる様で、会社名は今後決めるそうです。

 又、存続アプリに関しては、はMOVとJapan Taxi、どちらを存続アプリにするかなど、新体制の詳細は今後決定するとしています。

 DeNA側は、日本のタクシーは月間1億もの輸送回数を誇るのに、このうちアプリ経由の配車はわずか2%。「日本は配車アプリ後進国」と語り、乗りたい時に乗れないなどの弊害があると指摘しています。又、「このまま別々にやってもいいけど、両社力合わせたほうがいいよね。ということでJapan Taxiとの統合に至った」とDeNAは語っています。草

 DeNAの公式には2020年02月04日付けで「MOV・JapanTaxi事業統合のお知らせ」という物がリリースされています。それによると「4月1日時点において、MOV/JapanTaxi両サービスはそれぞれ、引き続き変わりなくご利用いただけます」とされています。

 MOVとJapan Taxiが統合記者会見では前記の様に「MOVとJapan Taxi、どちらを存続アプリにするかなど、新体制の詳細は今後決定する」としていますが、リリースでは違う様な事を記載しています。草

 DeNAはこの事業統合発表の翌日の5日に2020年3月期に05年に上場して以来、初の最終赤字になる見通しだと発表しました。ゲーム、スポーツに次ぐ柱として育ててきたオートモーティブ事業の配車アプリは一番収益化が近く成長力もあるとみられていた事業だった様ですが、連結から外れることになりました。・・・草ナイスタイミング!

 私見ですが、モブを「配車一時停止」にしているタクシーをよく見ると書いた事が有ります。この事を考えると、事業統合も「ですよネ~」・・・です。草。又、どちらが存続アプリになるのかは、火を見るより明らかで、モブにフラグが立った様です。それにしてもモブは神奈川県タクシー協会の推奨アプリなのに・・・

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