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からっぽハイヤー

 今回は「からっぽハイヤー」を書こうと思います。


  原則ハイヤーの料金は、出庫してから帰庫するまでの時間制料金になっています。要は、出庫してから客を迎えに行くまでは「回送」になり、客が下車した後帰庫するまでも「回送」になりますが、その「回送」時の料金も課金されます。要は、時間制貸し切り料金という事になります。


 なので、羽田空港に迎車する時は出庫から羽田空港までは「回送」になりますが、上記の様に料金は課金されます。要は、空走りでも料金はかかる事になり、ハイヤー会社は「一寸もったいないんじゃネ」と考える会社もある様な気がします。なので、「回送」で迎車に行くより客を乗せていった方が良い事は自明の理です。


  そこに目を付けた会社が有ります。その会社は東京・中央区で全国の貸切バス、ハイヤー、観光タクシー等を手配する株式会社APワールドという会社で、その規格が「からっぽハイヤー」でネーミングセンスに草が生えます。


  この企画の内容は、129日から「からっぽハイヤー2021」と称して、1231日までの間にAPワールド社が受注している羽田空港への迎車するのハイヤーサーの上記回送区間「車庫を出て羽田空港まで回送する区間」を活用して、手頃な価格でハイヤーや一部ラグジュアリータクシー)を提供するサービスの様です。


  このAPワールド社は、東京都中央区築地にある2015925日に設立された手配旅行会社です。前にも書いた記憶が有りますが「手配旅行」とは、旅行業法で定められた旅行契約形態の一つになり、旅行会社が旅行者の委託により、旅行者のために運送や宿泊等旅行サービスの提供を受けることができるよう手配を引き受ける委任契約のことをします。その他に詳細は省きますが「企画旅行」という物もあり、こまごまと両社に違いが有りますが最も違うところは、手配旅行には旅行会社に旅程管理責任は無く、例えば航空便の欠航など、旅行中のトラブルは旅行者の自己責任で対処することとなる事です。


  この会社のホームページにの事業概要には、「弊社では、全国にわたるネットワークを持ち、北海道から沖縄までの貸切バス、観光・ビジネスハイヤー、タクシーのお手配を中心に手掛けさせていただいております。」となっているので、旅行に関する移動に特化した事業社の様です。団体・観光では観光ハイヤーにおける長期ツアーの車両手配、(青森から南下して東京まで7日間、東京から関西まで6日間などを若干行っている様ですが、移動がメインの旅行会社の様です。


 今回の「からっぽハイヤー」の料金は、東京23区内から羽田空港までで9,500円だそうで、申し込みは、この会社のSNSTwitterfacebook)に利用可能日時をUPするそうで、 ここに記載された日時に合致すれば利用できる様です。


  なので、いつでもOKではない様です。空港関係でいえば、羽田空港発着便でANAと日本が「見送りと出迎えの代行サービス」 という物が有る様です。


  これは日交のエキスパート・ドライバーが、自宅と羽田空港間の送迎に加えて、羽田空港出発時は搭乗手続きを代行し、搭乗ゲートまで案内し、又、羽田空港到着時はロビーで出迎えるそうです。


  搭乗手続きって・・・・・列に並んでくれる?ってかタクシー乗務員の出迎サービスって希望します?


 


 


 



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