タクシーの事故割合
今回は「本当にタクシーは事故が多いのか?」を書こうと思います。
とりま、タクシーは乗務時間が長いので事故はそれなりに有って草ですが、累進歩合の様に「長時間労働やスピ-ド違反、交通事故の発生が懸念」されているので累進歩合は禁止されています。
何だか具体てな数字を出さないで「フッワ」とした表現の様に思います。累進歩合→高いインセンティブを取りに行く→無理な運転や長時間労働を行う→事故に繋がる、の図式の様です。
なので、前述した様に聞いた人は「そ~なんだ」と思う事が多いと思います。
国交省が公表している2020年の事故統計が有り、全国の交通事故件数が公表されていてその人身事故件数は・・・・309,178件だったそうです。
その内タクシー、トラック、貸切バス、乗合バス「事業用自動車」の事故件数は21,871件だったので、全体の約7%です。他の93%は例えば「自家用車」などの車の事故でした。
「事業用自動車」の21,871件の内1番事故が多かったのは「トラック」の13,500件、2番目に、多かったのはタクシーの7,459件とほゞほゞトラックの半分の事故件数だった様で、トラックは(13,500件÷309,178件)≓4.3%、タクシーは(7,459件÷309,178件)≓2.4%でした。
なので、7,459件÷365日≓20件/日がタクシー事故っている事になり、事故率は語弊が有りますがたったの2.4%にしかなりません。
なんの意味が有るのかは分かりませんが、「走行距離1億キロあたりの交通事故の件数」という数値も公表されていて、1億キロ当たりの事故件数は自家用車が46.9件、タクシーは129.7件と普通車の約2.7倍になります。
この1億キロ単位で見てみると確かにタクシーは自家用車の約2.7倍の事故を起こしていますが、1億キロの意味がピンときません。(笑)
1万キロや10万キロなら分かる様な気がしますが、流石1億キロは?で草が生えます。
因みに、古いデータになりますが、一般社団法人全国ハハイ・タク連がまとめているデータによると、タクシー乗務員を第1当事者とする人身交通事故は、2018年で総事故件数は430,601件でその内タクシーの事故は10,850件となっていて総件数に対して2.52%だった様です。
なので、タクシー=事故が多いうというのは、タクシーが事故るとテレビなどのマスコミが揃て取り上げるのですが、数字上間違えの様な気がします。ってかタクシーの事故割合は全体の事故の2.5%です。
・・・・・ですが事故りたくネ~(^_-)-☆