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東京四社営業委員会・・・・解体か?

 今回は「東京四社営業委員会・・・・解体か?」を書こうと思います。


  とりま、「東京四社営業委員会」とは、東京特別区・武三交通圏を営業圏とするタクシー会社大手4社によって構成される営業組織で、構成する4社は、大和、日交、帝都、国際、でご存じの様に大日本帝国と4社を纏めて呼称されていて、「東京四社」、「東京大手四社」などとも呼ばれています。


  この東京4社営業委員会は、各社が営業上の相互利益を得るために組織されたもので、共通チケット・クーポン券の発行・取り扱いならびに無線配車での協力が行われています。


  この組織では、2017年に4社の内の「大和自動車交通」と東京無線協同組合がスマホアプリの相互利用で合意しました。この業務提携を受けて、国際自動車、日本交通、帝都自動車交通の3社は同年29日、業務提携を目的とする「東京四社営業委員会」の会員会社である大和自動車交通を、委員会から除名することを決定し通知したと発表しました。


  これを受けて、大和自動車は同委員会の地位にあるとして東京地方裁判所に申した立て係争事件にまで発展しました。


  結果和解が成立し,和解要件は、3社側は大和自動車の除名するとの意思を撤回し、大和自動車が同委員会の組合員の地位にあることを確認し、大和自動車と東京無線と、タクシーチケット業務、スマートフォン向けタクシー配車アプリの運営業務とタクシー無線配車業務の統合のうち、スマホ向けタクシー配車アプリ運営の業務統合に異議を述べない。とし、大和側は20203月末まで、東京無線との間で車色の統一や屋外灯の統一を伴わないタクシーチケット業務、タクシー無線配車業務を行わない。事が和解条件となった様です。


  又、同委員会は車色の統一や屋外灯の統一を伴わないタクシーチケット業務、タクシー無線配車業務の他社との統合、同委員会との間で競業となる提携は総会決議事項にするよう会則を変更する事となった様です。


  ここで大和と東京無線の問題は一段楽付きますが、東京無線は日交の主導する配車アプリ「GO」の前身の「全国タクシー」に和解成立後の2018年に加盟しています。(笑)とりま、大和は㎞と同じSRIDE陣営になるので、大和から日交への業務提携先変更は日交VS SRODEともとれるのではないのでしょうか?


  東京4社の日交が大和の東京無線との提携に異議を唱え、後でチャッカリ東京無線と業務提携する日交の厚顔さに呆れます。(笑)・・・・流石、タクシー王子de(笑)


  又、東京4社の中では、今回の同地区における運賃改定を機に迎車回送料金が業界全体としても大手4社としても多重化していて同委員会では問題視する意見も有る様です。


  迎車問題については大手4社の中で話し合いをすることになってた様で、そもそも大手4社の枠組みのあり方についても日本交通の川鍋会長が自身の考えを披露されていた様ですが、具体的な方向性の話し合いが行われる以前の段階で「東京四社営業委員会の解体」の考えを公したのは、、他社としては異論を唱えているそううです。


 4社の枠組みに関する問題の中の一つが迎車料金の問題であるので、そのための話し合いのテーブルが4社合意の上で用意されていたようですがそれにも関わらず、そこから日交がこぼれて話し合う前に動いたという経緯だそうで、迎車料金も相談なしにさっさと300円で申請して事後通告があったという事の様です。


 又、kmは配車アプリの手数料は、事業者が客から収受する運賃料金の中から事業者がプラットフォームに払うべきもので、プラットフォームが直接に客に請求するようなものではないという考え方をしてい路用で、多いのか少ないのかは不明ですが、GOアプリは、現金決済の場合100円が領収書に出てこないそうで、「払わない」とゴネる客が要る様で、その分は乗務員が被っているという話もある様で、直接に乗務員からそういった話を耳にすることもあるそうです。


 因みに、東京4社のクーポンの残高が10数億円有るそうです。


 兎にも角にも、日交のタクシー王子が行っている事は、独断で決定した「スマホdeタックン」脱退を思い浮かべ、日交良しなら何でも有りで草。



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