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深視力検査

 今回は「深視力検査」を書こうと思います。


  タクシー乗務員に方なら、2種免許取得時や更新時に「深視力」を検査した事が有ると思います。


マジ、深視力苦手な人も多いと思います。


  抑々、深視力は2種免許取得の時だけではなく、大型第一種免許、中型第一種免許(限定なし)、準中型第一種免許(限定なし)、けん引免許、第二種免許、大型仮免許、中型仮免許、準中型仮免許の取得や更新の時に「深視力」の検査が義務付けられています。(>_<)


  深視力検査は、奥行知覚検査という検査で、三桿法(さんかんほう)と呼ばれていて、古くから行われている奥行知覚の検査方法です。


 深視力.png


 現任の乗務員の方や前記した運転免許を所持している方ならご承知だと思いますが、この検査は、検査は、3本の棒を立てて両脇の2本を固定した状態で真ん中の1本を前後に動かし、 被験者は、3本の棒が横一列に揃ったと思った時点でボタンを押すか声を出して知らせます


  具体的には、2.5mの距離で3回測定し、平均の誤差が2センチ以内である事が合格の条件ととなっている様です。


  両眼の瞳孔中心間距離(pupillary distance)個人差が有りますが、2.5mの距離から2cmの距離の違いは視差に換算すると約40秒になるそうです。視差が40秒というと変な感じですが、40秒は角度の単位になるので、何か分かった様な分からない様で(笑)


  視差とは、眼の位置から対象物体を見ることで、左右眼の網膜上にできる物体像に微妙な水平・垂直方向への両眼網膜像の差の事で、深視力検査はこの両眼視差を検査する物の様です。


  要は、右目と左目での両目で見た時の、右目と左目の物の距離の違いを測る様です。分かんないけど(笑)


   どうしても受からいという方には、深視力検査機を置いてある眼鏡屋が有るので、30500円位で事前にトレーニングができる所も有る様です。


 深視力2.png


 それでも駄目なら、奥の一手の「深視力検査合格メガネ」という物有る様で、これは累進屈折力レンズを使った眼鏡で、深視力検査用に2.5メートルの所だけピントの合う単焦点レンズなので、普段使いは無理の様です。因みに、価格は、40歳ぐらいまでの人のメガネはレンズも含めて¥18,700(税込)~、40歳代からの人のメガネはレンズも含めて¥37,400(税込)~となっているので、結構な価格です。


  で、今の時代「深視力アプリ有るんじゃネ」と思って調べていたら、「深視力シミュレーター」、「深視力イメージ+3D」 、などのアプリが有りました。が、有料版が殆どで、120円~250円位でした。(@_@)


 シミュtレーター.png


 なのでどうしても深視力に受からない人は、アプリや眼鏡屋で練習し、最終兵器は・・・深視力に特化した眼鏡かも?(@_@)



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