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タクシー乗務員のハンドル時間と平均速度

今回は「タクシー乗務員のハンドル時間と平均速度」を書こうと思います。


   タクシーの勤務時間は、マックス21時間という事はご存じだと思います。ですが、それは法的に縛られた時間なので、実際はほゞほゞ21時間より少ないと思います。


  で、実際の勤務時間から休憩を除いた、所謂ハンドル時間はどの位なのでしょう?。要は、ハンドル時間とは、労働時間の事で、労働時間とは、雇用主の指揮命令下で労働者が企業のために働く時間のことになり、労働時間は就労時間から休憩などを差し引いた時間で、休憩時間は労働時間に含まれません。


  令和2年度の月間の東京のハンドル時間は200時間/月、横浜は・・・・147時間になる様です。因みに、全企業の月間労働時間の平均は、東京173時間/月、神奈川176時間/月になる様です。


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 なので、タクシーの場合の基本の隔勤の勤務日数を12勤とすると、東京は200時間÷12勤≒16.6時間、神奈川は147時間÷12勤≒12.2時間となります。


  労基法で、8時間を超える場合は1時間以上の休憩を与えなければいけという決まりが有るので、東京の場合は、2時間の休憩時間を取らないとなるので、東京のタクシーの勤務時間は16.6時間+2時間≒18.6時間になりま、神奈川は12.2時間+1時間≒15時間になる様です。


  令和2年の東京特別区・武三地区の7月の1車当たりの走行距離は199.4㎞なので、199.4㎞÷16.6時間≒12㎞となるので、空車、実車を合わせた平均速度が約12㎞となります。前に、拘束時間は21時間なので、逆算すると365Km÷21時間17.3Km位がタクシーの平均速度位だと書きましたが、今回の約12/hは、令和3年4月に一般社団法人 全国ハイヤー・タクシー連合会が公表した資料に基づいてたものなので、17㎞よりは正確性に勝る様な気がします。


  京浜交通圏の令和2年では、1車当たりの走行距離は186.0㎞なので、186.0㎞÷12.2時間≒15/hとなるので、東京より若干平均速度は高くなって、空車、実車を合わせた平均速度が約15㎞となりました。


  当然、東京も横浜もコロナの影響を受けていると思いますが、何の根拠もなくて(笑)ですが、タクシーの平均速度は(12㎞+15㎞)÷213.5㎞となるので、ざっくり14㎞位ではないでしょうか?


  若干の考察ですが、東京特別区・武三地区の方が、横浜よ混雑してるりイメージ的が有るので、タクシーの平均速度も低いのでしょうか?・・・・知らんけど(@_@)


 


 



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