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東京都が定める警戒レベル4段階

 今回は「東京都が定める警戒レベル4段階」を書こうと思います。

 前に東京アラートを解除する時、知事は新型コロナウイルスの感染状況をモニタリングする新たな項目を公表するそうで、 今後は、感染経路が分からない人の傾向などを見る項目を新たに設けるそうで、新項目に沿って専門家らと感染状況を常時監視し、その都度注意を呼びかける、と書きました。その時にはレベルを区分けするなんて事は言っていませんでした。草

 東京都は新型コロナウイルスの都内の感染状況などについて、専門家の分析をもとに評価するモニタリング会議を開き、現在の感染状況について「感染が拡大していると思われる」として、4段階ある警戒のレベルのうち最も深刻な表現に引き上げました。

 会議では7月13日までの1週間の平均で、新たな感染の確認が前の週のおよそ1.5倍の168.4人となり、感染経路がわからない患者も77.3人で、前の週の2倍近くに増えていることなどが報告されました。要は感染経路不明者の割合が約半分いるという事になります。

こうした状況を踏まえ、都内は「感染が拡大していると思われる」として、4段階あるレベルのうち最も深刻な表現に引き上げました。

では4段階の中身は、レベル1は「感染者数の増加が一定程度に留まっていると思われる」、レベル2は「感染拡大の兆候が有ると思われる」、レベル3は「感染拡大しつつあると思われる」、そして今回の最高レベルのレベル4は「感染が拡大していると思われる」、となっています。

レベル3とレベル4の違いは、感染に関して語句の違いだけです。「しつつ」は、今まさに、その状況に移行している、途上にある、といった意味の表現っです。この言葉を借りればレベル3は「感染が拡大途上(拡大に移行)にある」と言った意味にまります。

レベル4は言葉通りで「感染拡大」・・・デス。

「感染状況」を分析するモニタリング項目のうち、新たな感染の確認は13日までの1週間の平均で168.4人となり、前の週のおよそ1.5倍に増え、更に感染経路は近い距離での接客を伴う飲食店だけでなく、介護施設や幼稚園、同居する家族や職場、それに会食など多岐にわたっていると説明されました。又、感染経路がわからない人は13日までの1週間の平均で77.3人と、前の週のおよそ2倍となっている様です。

 専門家は週に2倍のペースで1ヶ月増え続けると、感染経路が分からない人が今のおよそ16倍の1日当たり1200人となり、さらに1ヶ月続くと現在のおよそ256倍になると指摘しています。

医療提供体制では、今も前回から変わらず4段階あるレベルのうち上から2番目の「体制強化が必要であると思われる」とされた「医療提供体制」です。検査数が増えたにもかかわらず陽性率が上昇している背景は、新たに感染が確認される人が増えている事、繁華街がある新宿区など特定の地域や近い距離での接客を伴う飲食店の従業員を対象に検査を積極的に促している影響だと指摘されました。

7月13日時点の入院患者は651人で、前の週のおよそ1.6倍に増えていて、都として医療機関に病床の確保を依頼しているものの人員の確保も含めて使えるようになるまでは2週間程度かかるとして、体制が十分に整っていないことに懸念を示しています。

そのうえで、症状のない患者が多く、大規模な宿泊療養施設の確保が早急に必要だと指摘し、又、このまま感染が拡大すると通常の医療との両立が極めて難しくなるとしています。

以上の事を踏まえ今回の警戒レベルを最高のレベル4に引き上げた様です。

ってか、今迄は・・・レベル2だった様ですが、今回、一気にレベル4にレベルアップです。こうした中、感染が拡大している東京・新宿区では、区長らが歌舞伎町にある全てのホストクラブやキャバクラなどおよそ300店を個別訪問するローラー作戦が検討されています。警視庁の協力も得て2日間にわたって行い、感染防止ガイドラインの徹底などを呼びかけるということです。・・・

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