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東京都、東京アラート・・・止めて新たなモニタリング項目を公表

グラフ17.png

 今回は「東京都、東京アラートは止めて新たなモニタリング項目を公表」を書こうと思います。

 その前に、最近グラフ好いている様で草が生えますが、このグラフは3月26日から6月29日までの東京都の1週間当たりの感染者数を1日単位で計算したグラフになります。棒グラフが1週間当たりの感染者数をプロットした物で、赤い線は6次近似曲線になります。

 黒い横線は上記期間の平均値になります。週単位の最低値は5月23日の5.9人になります。政府は4月16日に「緊急事態宣言」を発令し、5月25日に解除しました。政府の専門家会議は、コロナの発症には感染してから潜伏期間を経て発症、検査まで約2週間程度かかるので、感染のピークは4月1日頃で緊急事態宣言の前で有った事ととし、結果、「緊急事態宣言は遅かったんじゃネ」という事になります。

 グラフでは日付の左から2番目の所がピークなんじゃネ、という事です。4月2日の1週間当たりの感染者数は・・・60.7人/日/週平均になります。2週間後の数字は154.3人になっています。

 そこをピークとして感染者は減少に転じ、緊急事態解除時の5月25日の感染者数は8.7人でした。一方の東京アラートは6月2日の夜間に東京アラートが発令され、6月11に日に解除されています。6月2日の感染者数は16.3人、11日は17.9人になっています。新規感染者が16.3人なので、基準の20人を下回っていますが、一方で、感染経路不明者の割合は50%、週単位の感染者増加比は2.15であり基準を上回っています。なので、今後の感染拡大を懸念して東京アラートを発令して警戒を呼びかけようとこのタイミングで東京アラートが発令され多と思います。

 しかし、グラフでも分かる様に5月24日を境に感染者数は増加に転じ、1日当たりの感染者実数6月25日の48人を含め、6月24日から50人を超えています。

 すわ、東京アラート再発動・・・とはなりません。草。ではどうするのでしょう?今度は、独自の警戒情報「東京アラート」という言葉は今後使わず、新型コロナウイルスの感染状況をモニタリングする新たな項目を公表するそうです。

 今後は、感染経路が分からない人の傾向などを見る項目を新たに設けるそうです。新項目に沿って専門家らと感染状況を常時監視し、その都度注意を呼びかけるそうです。

 都は今回、「東京アラートの反省点」を踏まえ、具体的な数値を設けないそうですが、反省点を示して欲しいところだと思うには自分だけでしょうか?又、医療体制の状況なども含めて総合的に判断し、感染が再拡大しないよう都民らに注意を呼びかけるそうです。過度な注意喚起を避けるほか、エリアを限定して呼びかけることも想定している。経済活動の回復も重視し、休業の要請もしない考の様です。「過度の注意喚起の呼びかけをしない」、まがりなりにも東京アラートの発令から感染者数は微減傾向になってます。グラフでは日付の右から3番目が6月11日です。要は、東京アラート解除後からこれまでの減少傾向から一転増加傾向になっています。

 第2波・・・到来か・・・
 

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