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Uber、東京都内で初めてタクシー配車サービス開始

 今回は「Uber東京都内で初めてタクシー配車サービス開始」を書こうと思います。

 ウーバー・ジャパンが7月3日に念願の東京都内でタクシー配車サービスを始めた様です。ウーバーは2018年に日本でサービスを開始して、既に大阪や京都など11地域で展開しています。最近では中国の配車アプリDIDIが25の都道府県でタクシー配車サービスを手掛けていましたが、そのうち11県については7月1日で県内全域でサービス提供を停止し、北海道や沖縄県でも観光地など一部で停止した矢先にウーバーの都内配車サービス開始です。

 ウーバーは日の丸リムジン、東京エムケイ、エコシステムのタクシー会社3社と提携した様で、千代田区、中央区、港区のほか、乗降客が多い品川駅、秋葉原、浅草周辺でサービスを開始する様です。

 因みに日の丸リムジンは、日の丸自動車グループに所属している様で、日の丸自動車の配車アプリはMOVになっています。・・・?

 従来は地方でも海外旅行客のアプリ利用が見込めたましたが、インバウンド需要が無くなり、DIDIも地方事業を撤退し、ウーバーもアプリ配車の需要は都市部に絞られつつあると考えた様に思います。・・・ナイスタイミングです。草

 有力アプリが多くある東京で最後発となるウーバーですが、ドライバーを取り込む切り札となるのが宅配サービス「ウーバーイーツ」とウーバーは言っています。新型コロナの感染拡大で、国土交通省は期間限定の特別措置としてタクシー事業者に飲食店の宅配代行を許可しています。

 ウーバーのタクシー配車アプリを利用するドライバーは、同時にウーバーイーツから配達注文を受けることができるそうで、此処ではタクシーのウーバーVSウーバーイーツの様で草が生えます。どっちもウーバーです。WWW

 最近は東京では武漢ウィルス感染者数が100人を超え、東京都を中心に感染第2波の懸念が高まっていて、需要低迷は当分続きそうです。ウーバーの利用客向けのアプリには、まだウーバーイーツとタクシーを相互に使える機能は搭載していない様です。

 現在の配車アプリは普及の途上で、自社負担で利用者に割り引きクーポンを乱発するなど消耗戦が続いてます。換言すれば、運営各社は黒字化を達成できていない様です。

 ウーバーも収益見通しについて「今は投資段階で、黒字化は時期尚早だ」と話しています。結論から言うと、配車以外のメリットを訴えられなければ生き残りは難しい、という事でしょうか?



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