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モブのナビ、正確になるかも?

 今回は「モブのナビ、正確になるかも?」を書こうと思います。

 前から自分はモブのナビがガバガバだと思っていました。例えばルート案内でUターン禁止の所でUターンの指示を出したり、右折禁止の所で右折の指示を出したりする事などよく有りました。草

 自分が思うには、以前も今も地図はグーグルマップを使用していますが、以前にも書いた様にグーグルと地図情報を提供していた地図の「ゼンリン」が提携を解消したので、グーグルマップには地図の右下にあるコピーライト表記にあったZENRINの文字が消えています。

 但し、この件に関しては、グーグルもゼンリンもどこのメディアにも一切コメントしませんが、現在はヤフーは、Mapbox社製の地図表示システムを用いてゼンリン社製の地図を表示してる様です。なので、ゼンリンのクレジットは無くMapbox社のクレジットになりますが、Mapbox社の使っている地図データーはゼンリンの物です。

 要は、ヤフーなゼンリンの地図を使っている地図表示システムという事になります。

 そんなゼンリンが、株式会社Mobility Technologiesは、ゼンリンが展開するナビゲーションシステムや自動運転時に使用される地図情報のメンテナンス効率化に向けて、道路情報の自動差分抽出の共同開発を行うことに合意しました。

 要は、位置情報ソリューションを展開するゼンリンとモビリティ事業を展開するMobility Technologiesが提携した事になります。最近よくソリューションという言葉を聞きますが、簡単に日本語にすると、「解決策・答え」という事になる様です。ゼンリンは、地図情報の調査・制作・販売を行う日本の企業で、自社で調査した情報を基に住宅地図やGISなどを制作・販売するほか、他社に対してデジタル地図やカーナビゲーション用データーなどを供給している様で、これがゼンリンのソリューションになる様です。

 「知・時空間情報の創造により人びとの生活に貢献します」という企業理念をゼンリンは持ち、この理念を「実現するため「現実世界をライブラリー化する」としている様です。一方のMOTは「移動で人を幸せに。」をミッションに、タクシーをはじめとするモブなどのモビリティ関連事業を展開しており、次世代事業部においては、走行車両が得る映像データを機械学習により自動でデーター化し、新たな価値創出を目指す研究開発を行っています。

 今回の共同開発は、両社の持つ利点や長所(アセット)を掛け合わせ、高鮮度な地図情報のメンテナンスのために、道路情報の自動差分抽出の共同開発に着手する様です。

 方法は、MoTが日々の運行を行うタクシーやトラックに設置されたドライブレコーダーから映像データーを取得し、既存の地図情報と実際の道路情報の差分を機械学習により自動で抽出し、この変化情報をゼンリンにて活用し、時空間データベースとして逐次メンテナンスを行い、高鮮度な地図情報の提供が可能となる様です。

 乗務員の自分としては、両社のソリューションなんて事なんてどうでも良いので、乗務員が安心して目的地まで迷わず行ける、交通法規を遵守したナビだけで充分なんですけどネ・・・草

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