タクシーと折り畳める電動車椅子
今回は「タクシーと折り畳める電動車椅子」を書こうと思います。
先ず、折り畳める電動車椅子開発・販売をしている、設立が2012年5月のWHILL(ウィル)株式会社という会社が有ります。
事業内容は、1. 近距離モビリティ製品の開発、生産、販売、関連サービスの提供、2. 近距離モビリティ製品を使用した移動サービス(MaaS)の提供になっている様です。
この会社の製品は、2014年にWHILL Model A、2017年にWHILL Model C、2020年にWHILL Model C2 、2021年にWHILL Model F 、2022年にWHILL Model S を発表しているので、現在、同社の電動車椅子は5種類になります。
この中で折り畳めるのは、2021年に発売したWHILL Model Fだけになります。このモデルの重さはバッテリー込みで26.7kg、価格は273,000 円ですが非課税の様で、レンタルも有る様で3日間レンタルの場合ですが1日あたり3,840円でレンタル出来る様です。
折り畳める電動車椅子は色々なメーカーから発売されていて、各社の電動車椅子は価格、走行条件、重量などが違い、自分が見た中で最も軽量なのは、Forudaweel社制のEcoというモデルで重量はバッテリー込みで22kgで価格は265,000円になるので、WHILL Model Fより軽量・低価格になる様です。
普通の電動でない車椅子の重さは、アルミ製の一般的な物の重さは定番の形の物で13~15kg程度などで、電動の方が約10kg程度重い様ですが、電動の場合は折り畳みが出来るので、タクシー乗務員の場合トランクに収納するので、タクシー乗務員は「よっこらしょ」とトランクに積む普通の車椅子より、折り畳める電動車椅子の方が簡単かも?です。
で、なぜ電動車椅子の事を書いたかというと、日交がが展開するエキスパート・ドライバー・サービスの観光タクシープラン「隈研吾 建築ツアー in Tokyo」のオプションとして、前記したWHILL株式会社が開発、展開している電動車椅子の「WHILL」の無料レンタルを開始する事になったからで草。
使用される電動車椅子はModel Fになる様です。
ツアーの内容は、観光担当乗務員が、をもとに、都内の隈建築をタクシーで効率よく巡る観光タクシー企画で、2020年10月より運行する観光コースですが、解説がエキスパートドライバーでは無く、隈研吾建築都市設計事務所による解説のはご愛敬で(笑)
コース内容は所要時間4時間で、コースは、都内(東京23区・武蔵野市・三鷹市)出発 〜 国立競技場 〜 明治神宮ミュージアム 〜 サニーヒルズ南青山 〜 根津美術館 〜高輪ゲートウェイ駅 〜 都内到着、となるそうで、運行期間は2023年4月29日(土)〜2023年12月31日(日)の予定になっているそうです。
料金は4時間24,060円〜で以降30分毎に2,950円〜だそうです。
思わず失笑したのは運行台数で1日1台限定だそうです。(失笑)で(笑)
・・・・・1日1台だけですか~草。