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アプリ配車手数料100円、乗客負担by日交

今回は「アプリ配車手数料100円、乗客負担by日交」を書こうと思います。


  とりま、日交は特別区・武三地区における運賃改定事案の新運賃公示を受け、関運局に1114日から適用する公定幅運賃を届け出ました。


  1114日出庫以降の適用運賃届出等は距離制で普通車初乗り1.096キロ500円→現行1.052キロ420円)、加算255メートル100円→現行233メートル80円)、時間距離併用では時速10キロ以下の走行時間95100円→現行8580円)、時間制運賃では初乗り1時間まで5360円→現行4700円)、加算302450円→現行2150円)となっています。


  初乗りに関しては、横浜の料金は1.2km500円、加算料金は264mまでごとに100円なので東京は初乗距離は約100m短かくなっていて、加算距離は約100m短く、時間メーターは10秒短くなっているので横浜よりタクシー料金は総じて高くなっています。


  総じて値上げですが、迎車回送料金は300円→現行420円に引き下げた一方で、MоTの配車アプリ「GO」を経由した配車の場合には、GOへの「アプリ手配料」として100円をユーザーに負担させる事にした様です。


  なので、アプリ経由の迎車料金は300円では無く、400円になり、結果、現行の420円とほゞほゞ変わらない料金になります。


  何故迎車料金を300円に無さげした理由は、日交によると「「日本交通グループでは都内タクシー5000両体制となったことで配車の効率化が進み、1両当たりのタクシーが迎車回送する距離・時間も以前より半減していることから迎車料金を300円に引き下げることでお客さまへの還元を図っていきたい」と説明した様です。


  一方、日本交通の迎車料金とは別にアプリ運営会社(MоT)へ「アプリ手配料」として100円を徴収す事については、日交はアプリ経由配車件数が日本交通グループの総運送件数の約4割にまで拡大したので、MOTに支払う手数料?が相当額増えたので、MOTのPFの収益はタクシー事業者からの手配料負担のみに頼っているのでMOTの採算性が採算化できていない状態だと説明しています。


  因みにPFとは、profit factor」の略で総利益と総損失の比率のことになります。


  要は、現行のタクシー事業者が払う配車手数料ではMOTの採算が取れない事になります・・・・想像通りで(笑)


  なので、このアプリ配車の利用者負担の100円は、MоTの採算改善に向けてユーザーが直接に負担する手配料を設ける事になり草が生えます。


  日交は「迎車料金を300円に引き下げることで、アプリ手配料100円を加算しても現行の迎車料金420円より利用客の経済的負担は下がることに変わりがない」と説明しています。


  迎車料金が変わらなくても、タクシー事業者が払うMOTへの手数料の一部又は全部をアプリ利用者が支払う事になります。


  なので、無線配車では迎車料金が300円、アプリ配車では400円になります。


  これはタクシー運賃改定の際に公表された事で、なんだか、運改のどさくさに紛れて系列のMOTの採算・事業者の利益を向上作戦の様なきがして草が生えます。WWWW


  ・・・・・日交・・・・・姑息で(笑)



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