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コロナ禍のタクシー2020年、を数字で総括

 今回は「コロナ禍のタクシー2020年、を数字で総括」を書こうと思います。

 大げさに総括という言葉を使いましたが、これは前回書いた を東京ハイ・タク協会で毎年、「東京のタクシー」の巻末に記載されている数字元にした物を計算の元のデータにしています。

 なので、一応東京ハイ・タク協会の公表している数字になります。

 2020年の実車率、走行㎞、回数、実車㎞、乗車単価、平均実車距離の順番に記載すると、それぞの平均値は、38.3%、209.2㎞、20.8回、80.3㎞、1,609円(税込1,788円)、3.9㎞になりました。前回も書きましたが日車営収は税込37,295円、税別33,565円でした。1回当たりの乗車単価は、税込1,788円、税別1,609円でした。

 前回は大甘で歩率60%として計算して、月の給料241,671円という事になりました。ですが、月の営収が平均で447,538円という事を考えると、歩率60%は?が付きます。ですが、その事を無視して考えても、額面給料の平均が241,671円という事は、社会保険、源泉、市県民税、厚生年金などを控除されると人によって控除額は違いますが、多くの人は手取り20万円を切っている様な気がします。(>_<)

 試しにコロナ禍以前の2019年も計算してみました。2020年と同じ順番で記載すると、47%、245.5㎞、28.2回、¥1,683円(税込¥1,829)、4.1㎞になりました。

 なのでコロナ禍前の2019年と比較すると、2020年は実車率▼8.7%、走行㎞▼36.3㎞、回数▼7.4回、実車㎞▼35㎞、乗車単価▼41円(税別△74円)、平均実車距離▼200mという結果になりました。税抜き価格と税別価格の差は消費税が8%から10%に上がった為です。

 日車営収は税込で14,287円、税抜きで13,890円の減収です。給料は税抜き計算なので、12勤で計算すると、2019年は抜きで47,455円×12勤≒570,000円、歩率60%で計算すると570,000円×60%=341,676円になりました。この数字なら、控除額を引いても30万円前後くらいは手元に残る事になります。

 あくまで、東京ハイ・タク協会で毎年、「東京のタクシー」の巻末に記載されている数字を元にしたものですが、月の給料がコロナで約10万円以上減少している乗務員も多い様な気がします。(>_<)

 こんな事を書くと、「イヤイヤ、自分は減少していないけど?」という乗務員もいる様な気がしますが、いる事に否定はしませんが、多くの乗務員の給料が減少している事は明らかなうです。(@_@)

 う~ん、月の給料が昨年と比べ約10万円減・・・・・マジ、乗務員の月給が20万円を切る様ですは・・・・オワタ(>_<)

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